「いまさら『LOST』がおススメ?!」と思われる方もいるでしょう。
ですよね、14年も前ですもんね。初回放送が2004年。当時、社会現象にもなりました。
でも最近「Amazon プライムビデオ」で何気なしにシーズン1を観たら、一気に再ハマリ、最終のシーズン6まで一気に観ちゃいました。
僕の中の「おススメ海外ドラマトップ10」の1つ。
ドラマについて
シーズン数:6(121エピソード)
ジャンル:ミステリー、スリラー、SF
制作局:ABC
監督:J.J.エイブラムス
キャスト:マシュー・フォックス、エヴァンジェリン・リリー、ジョシュ・ホロウェイ、テリー・オクィン、ホルヘ・ガルシア、マイケル・エマーソン、真田広之 ※シーズン6
あらすじ
シドニー発ロサンゼルス行きオーシャニック815便が南太平洋の島に墜落。医者であるジャック・シェパードを中心に、人種も国籍も職業も様々な48人の生存者たちは、生きるために協力し合うが食料や水は次第に減り不安が広がる中…この無人島からは“悪意”が感じられ、生存者たちの前に多くの秘密が降りかかってくる。
最初は「墜落した飛行機の生存者が、無人島でどう生き残っていくか」という単純なストーリーと思っていたけれど、違いましたね。生存者それぞれを掘り下げていくといろいろ問題があるし、SFの要素も多分にあるし、そもそも無人島じゃないし。
軸となるストーリーは、生存者がこの島でいかに生き抜いていくかというもの。それに加え、スポットを当てた登場人物の問題などが同時進行していきます。ハラハラドキドキ。
鑑賞してみて
※ネタバレあり注意※
キャストについて
アメリカのドラマって、登場人物は基本的に無名に近い役者さんばかりだけれど、層が厚いのか上手い人が多くないですか?主人公のマシュー・フォックスは当然のことながら、サバイバル術に長けた坊主のテリー・オクィンも上手かったし、ムードメーカー的な太っちょのホルヘ・ガルシアもいい味だしていました。
見どころ・好きなところ
シーズン中盤以降、「飛行機が落ちなかったら」という人生の描写がありますが、島で起きたこと、無念にも死んでしまった人たちの記憶が、落ちなかった人生で思い出されて幸せに生きるという意味ですごく納得というか…良かった。なるほどそういう見せ方があるんだと。
一番感動したのは、シーズン6で最後にジャックが何をやろうとしているか察した時のハーリーの表情ですね。
これまでに起きたたくさんのことが思い出されるし、このドラマの撮影ももうすぐ終わるからクルーも解散するんだろうな…というストーリー以外の感動要素もあの表情から伝わってきて感動。
独特な感情の読み取りをしてすいません。
エンディングについて
連続ドラマの“終わらせ方”ってとても重要だと思いませんか?
このドラマも最終回の終わり方を予想したりもしていたけれど、ドラマの根底にはキリスト教の「贖罪」があるらしく、思っていたエンディングとは違い、これはこれで良かった。
「先に死んだ者も後に死んだ者も~~」ということや、かなり長い年月にかけて島を守った人間たちもいることから、今の状況ではなくずっと先の未来があのエンディングということなんだろうね。
だいぶ意味わからない文章になってきましたね…。観れば分かります・・・たぶん。
まとめ
1話完結、シーズン完結型に比べると、メインテーマが決まっているドラマはシーズンを重ねるごとに無理感が強くなるのは否めないかなあ。『プリズンブレイク』も大好きだけど、兄を助けてしまったらメインテーマは終わってしまう。『LOST』も、島以外の話になるとシーズンを重ねていくのは難しいですね。
とは言いつつも、おもしろいんですよ!社会現象になるのが納得できるくらい。
「この島は何なんだ…」という秘密と、島から早く脱出しようともがく登場人物たち。観はじめたらなかなか止まりません。
ストーリーは、ミステリーだったりSFだったり、多様性に展開していきますが、その混ぜ混ぜ感がおもしろい要因の1つでもあると思います。ぜひ観てみて下さい。
「Amazonプライムビデオ」なら、年間3,900円 or 月額400円で『LOST』すべて観れます。ラインナップされている他の海外ドラマもすべて観れます。
詳細は→ Amazonプライム・ビデオの『LOST』