馬車道駅周辺、横浜北仲地区の再開発もアツい!市役所と北仲ブリック&ホワイトも歩道橋で接続!

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みなとみらいの再開発はすさまじく、オフィスビルやコンサートホールホテルなどが群雄割拠の様相を呈しています。

2025年くらいまでは建設ラッシュが続きそうな予感。

横浜北仲の再開発の様子
ワールドポーターズ屋上から見た横浜北仲通地区

再開発件数ではみなとみらいに負けるものの、僕が前から注目しているアツい地区…それが桜木町やみなとみらい、関内、日本大通りにはさまれた「北仲通地区の再開発」です。

横浜新市庁舎や高層マンション「ザ・タワー横浜北仲」、商業施設「北仲ブリック&ホワイト」、アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉などが代表的な再開発施設になります。

この記事では、北仲通地区の再開発状況を紹介していきます!

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目次

特定都市再生緊急整備地域に指定

神奈川県では、川崎の「羽田空港南・川崎殿町・大師河原地域」と、「横浜都心・臨海地域」が特定都市再生緊急整備地域に指定されています。

早い話が、“都市整備をすみやかに推進しようエリア”ということ。

横浜都心・臨海地域

横浜都心・臨海地域」とは横浜駅とみなとみらい周辺を指し、JR桜木町駅とみなとみらい線馬車道駅に囲まれた、北仲通地区も含まれます。

栄本町線から見たみなとみらい
栄本町線(みなとみらい大通り)

そして現在、北仲通地区は都市計画道路「栄本町線(通称:みなとみらい大通り)」を境に、

栄本町を境に北仲通北地区と南地区の再開発マップ

北地区南地区で再開発構想が段階的に進行中。

正式名称は「北仲通北再開発等促進地区地区計画。これがなかなかアツい。

北仲通地区の再開発状況

北地区と南地区を、さらに細分化するとこんな感じ↓

横浜北仲通の再開発地区割り

栄本町線を挟んで上側が北仲通北地区で、緑色のエリアが北仲通南地区となっています。

→【追記】北仲通北・南地区を結ぶ歩行者ネットワーク「(仮称)北仲通南北デッキ」は2021年度の供用開始を目指しています。

北仲通北:A地区

横浜北仲通の再開発地区割り
北仲通北:A地区

A地区は、上図の「A-1~4」部分です。

A-1・A-2(第4段階)

北仲通北第一公園

複合施設

A-1・A-2地区を一体化させ、大和地所(横浜市)と住友不動産が事業者となり、共同住宅と宿泊施設を主要用途に、延べ約9万8,960㎡、最高高さ約162mの超高層ビルを建設する計画が進行中。

みなとみらい大通りをまたいで、横浜新市庁舎へ2階レベルの歩行者デッキ「(仮称)北仲通南北デッキ」も2021年度の供用開始を目指します。

横浜北仲通地区A-1・A-2区画の写真
※2020年6月撮影

2021年着工の、2025年竣工予定。
現在は、桜木町駅⇔横浜ワールドポーターズに誕生するロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」の資材が置かれています。

A-3(第2段階)

ノートルダム横浜みなとみらい

北仲通地区に建つ結婚式場、ノートルダム
背後にそびえたつのは横浜市役所

みなとみらいを一望できる結婚式場。
“みなとみらいで式を挙げる”よりも“みなとみらいを一望しながら式を挙げる”方がいいのではと常々思うのでおすすめです。入ったことないんだけれども。

A-4(第3段階)

横浜北仲ノット

横浜北仲ノットのイメージ

馬車道駅直結で、高級マンション「ザ・タワー横浜北仲」や商業施設「北仲ブリック&ホワイト」などで構成されるエリアが「YOKOHAMA KITANAKA KNOT(横浜北仲ノット)」。


 

ザ・タワー横浜北仲

ザ・タワー・横浜北仲の完成予想図
(引用:「THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA」公式サイト)

地上58階、高さ約200m、1,176戸が入居する高級マンション「ザ・タワー横浜北仲」。
ランドマークタワーの3分の2ほどの高さで、最上階は8億円規模の分譲価格。最上階含む全戸完売。みなとみらい線「馬車道駅」直結。

46〜51階には、サービス付き長期・短期滞在型宿泊施設「オークウッドスイーツ」も入居。

北仲ブリック&ホワイト

横浜北仲ノットの外観写真

「ザ・タワー横浜北仲」低層階には、スーパー、カフェ、レストランなどの商業施設「北仲ブリック&ホワイト」が誕生。

横浜市認定歴史的建造物である「旧横浜生糸検査所附属生糸絹物専用B号倉庫及びC号倉庫」に「Billboard Live YOKOHAMA(ビルボードライブ横浜)」も開業します。

歴史的建造物

北仲通地区にある仮設北仲BRICK
仮設 北仲BRICK

横浜市認定歴史的建造物や有形文化財の一部現存、解体→復元も。

→横浜市認定歴史的建造物:
・「旧帝蚕(ていさん)倉庫」→解体後、外壁を復元しアジアデザインマネージメントセンター(仮称)になる予定。

・「旧灯台寮護岸」→日本最古の河川護岸で、水際線プロムナードとして整備。

→横浜市指定有形文化財:
・「旧帝蚕倉庫事務所」→イベントスペース北仲BRICK

北仲通北:B地区

横浜北仲通の再開発地区割り
北仲通北:B地区

B地区は、上図の「B-1~3」部分です。

B-1(第4段階)

複合施設

住宅、店舗、オフィスの複合施設

→【追記】高さ150m級の大型複合施設が決定し、2027年の竣工を目指します。

北仲通北第二公園

B-2(第4段階)

アパホテル&リゾート 〈横浜ベイタワー〉

みなとみらいの北仲通地区にできたアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の外観写真

地上35階・地下2階、1棟で2,311室もの客室は日本最大級。「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」でさえ3棟合わせて2,007室なので、その規模感に圧倒。
みなとみらいはホテルが建設ラッシュだけど、このアパだけで既存のシティホテルは淘汰されるんじゃないかと思えるほど。同価格帯のホテルは要注意。

北仲通北第三公園

B-3(第1段階)

シャレール海岸通

北仲通地区に建つUR賃貸住宅社レール海岸通の外観

一足先に完成しているUR賃貸住宅。目の前にアパリゾートがそびえ立つので景観が一変?

北仲通北:C地区

横浜北仲通の再開発地区割り
北仲通北:C地区

C地区は、黄色い部分ですね。

横浜市第2合同庁舎

横浜市第2合同庁舎の外観写真

合同庁舎がありますが、今回の再開発からは対象外となります。

北仲通南

横浜北仲通の再開発地区割り
北仲通南

北仲通南は、上図の緑色部分です。

第1工区

横浜アイランドタワー

北仲通地区に建つアイランドタワーの外観写真

独立行政法人都市再生機構が開発したオフィスビル。横浜新市庁舎に隣接。

第2工区

横浜市役所

横浜新市庁舎の外観

地上32階、地下2階、塔屋2階、高さ155m。
低層階には一般利用が可能な商業施設「ラクシスフロント(運営は京急)」が入ります。

また民間事業者への賃貸も予定しており、屋上にはヘリポートを兼ね備えた近未来の市役所が誕生です。

塔屋とは…建物の屋上に突き出した部分。エレベーターの機械室や換気塔・冷却塔など。

JR桜木町駅周辺も連動して活発化

JR京浜東北・根岸線が走る桜木町駅に、北仲通地区へのアクセス向上のため新しい改札口が作られています。

JR桜木町駅にできる新しい改札口
※2020年3月撮影

場所は関内駅側のホームの端。

桜木町駅の駅ビル、JR桜木町ビルの建設中写真
※2020年3月撮影

そして桜木町駅にも新しい駅ビル「JR桜木町ビル」が誕生します。
テナントには「CIAL桜木町ANNEX」や「JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町」など。

新しい駅ビル、新しい改札口、新しい歩行者デッキと、北仲通地区一帯と連動して利便性向上が加速します。

横浜北仲通地区の再開発まとめ

横浜駅・みなとみらい周辺は都市再生の整備地域に指定されているのでガシガシ再開発が進んでいます。特にみなとみらいは建設ラッシュ。

2020年には東京オリンピックの野球・ソフトボールが横浜スタジアムで開催されるので、そこに向けての開発も当然あると思います。とにかく活性化がすさまじい。

超超超個人的希望を言うと、みなとみらいに「コストコ」出来てくれないかなぁ…。オフィスビルだけじゃつまらない。

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