横浜市は、神奈川県横浜市旭区上川井町と瀬谷区北町・瀬谷町にあった在日アメリカ海軍基地「上瀬谷通信施設」の跡地利用について、複合的な観光・集客施設を誘致する「旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画」を策定しました。
当施設は2015年に米軍から返還された土地で、大規模な土地利用転換に伴い、相鉄線瀬谷駅に接続する新たな交通なども視野に入れて議論が進められています。
■追記(2021.05.27)==
相鉄ホールディングスは、東京ディズニーランド並みの超大型テーマパーク開発を検討していましたが断念しました。
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目次
旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画
当施設は、旧日本海軍の基地を第二次世界大戦後に米軍が接収し、2015年6月30日に施設を含めた土地全体が日本へ返還された土地で、みなとみらい21地区の1.3倍にあたる約242ヘクタールの広さがあります。
農業振興と観光・賑わい施設による活性化拠点を形成し、新たな街づくりを目指しています。
■追記(2020.9.21)==
横浜サッカー協会は「公園・防災ゾーン」に市民が利用できるサッカー場の整備を求める陳情書を提出しました。
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新たな交通システムの導入も予定
「(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン 計画段階配慮書」によると、新設される公共交通機関は中量軌道輸送システムのうち、新交通システム (AGT) や都市モノレール、LRT(次世代型路面電車)などを比較検討していくとのこと。
相鉄線瀬谷駅周辺に新設する(仮称)瀬谷駅から、旧上瀬谷通信施設内の(仮称)上瀬谷駅、その先の車両基地まで約2.8kmを整備する案も出ています。
- 南区間(瀬谷駅~上瀬谷駅)…地下式または高架式
- 北区間(上瀬谷駅~車両基地)…地表式または高架式
- 車両基地…地表式
2022年度の事業着手を目指し、完成までは5年ほどの見込みとしています。
当施設が順調に進むことが前提になると思いますが、2027年3月~9月に開催される国際園芸博覧会(花博)の招致も検討されています。詳細。
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