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推理小説・警察小説

「ノーマンズランド」北朝鮮の拉致問題に絡む殺人事件を姫川班が追いかける、待望のシリーズ8作目

ノーマンズランド:誉田哲也

「姫川玲子」シリーズ第8弾。※「硝子の太陽」は除く
長編としては、2012年の「ブルーマーダー」以来の大作。題材としてもこれまでで最も重い。

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「ノーマンズランド」誉田哲也

【あらすじ】
またしても同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。心機一転、捜査に集中する玲子だったが、すぐに行き詰まってしまう。有力な被疑者がすでに別の所轄に逮捕されており、情報が流れてこないのだ。玲子は、あらゆる伝手をたどり、事件の全体像を探りはじめるが……。

「ここは、地獄か?」「ああ……地獄だ」
幾重にも隠蔽された事件の背後には、絶望的な捜索を続けている、孤独な背中があった。
(※光文社特設サイトより)

ストロベリーナイト」としてテレビドラマ化もされ有名になった作品のシリーズ。

葛飾署管内で起こった殺人事件を発端に、捜査本部詰めを始めるものの、いろんな糸が絡み、失踪していた少女が北朝鮮に拉致されていた…という展開に進んでいく。
姫川班シリーズでは最もシリアスというか政治的な色合いも強い作品。

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「ノーマンズランド」を読んでみて

ちょっとキャラや事件を忘れている部分もあったけど、戻り戻りしながら完読。姫川班解体後の関係性なども改めて“復活”(完全復活とは言えないけれど)。
やはり昔とは異なる“姫川班”だが、基本的に昔も今も“姫川玲子の独壇場”なので、あまり遜色ないというかむしろ“復活してくれた感”の方が強い。

日下はあんなに丸くなったのか、あいかわらず“ガンテツ”はエグい、井岡は一瞬だけでもキモさが伝わる。

残酷描写は「ストロベリーナイト」同様、好きじゃないので飛ばし飛ばし読むものの、拉致されてからの20数年を誉田流に表現するにはあれくらいあった方がいいのでしょうね。
問題提起としてはありだと思うし、この題材を姫川玲子シリーズに当てはめたのは、「ブルーマーダー」以降の新たな転換としてもありかなと。ただ客観的に、北朝鮮拉致被害関係者の方が読んだらどういう反応になるのか不安にもなりましたけれど。

本としてはおもしろかったです。
ストーリーも登場人物も(姫川班、裏で動くガンテツ、庄野初海の両親、初海を思う同級生の江川、姫川惚れの武見検事)、展開も。出版されたのが2017年なので、次回作はもうすぐだろうか。

そう言えば、2019年4月からフジテレビで「ストロベリーナイト・サーガ」として、新キャスト&新スタッフで復活するそうですね。主演は、二階堂ふみさんと亀梨和也さん。

「菊田=西島秀俊」が僕の中に根付きすぎてるので、配役は「…えっ?」と思ったものの、慣れるのかもしれませんね。そうなって欲しい。願望。
あと「ガンテツ=江口洋介」の慣れも。

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