映画「HEAT/ヒート」は何回観てもおもしろい!主演2人が渋すぎてたまらんし豪華なキャスト

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Amazonプライム・ビデオに昔の名作と並んでアップされていたので、つい観てしまった映画「HEAT/ヒート」。
何度目だろうか…。

映画「ヒート」のパッケージデザイン

アル・パチーノとロバート・デ・ニーロのダブル主演で、若かりし頃のナタリー・ポートマンも出演している名作映画です。

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目次

映画「ヒート」マイケル・マン(1995)

マイケル・マン監督自身が手がけたテレビ映画「メイド・イン・LA」のリメイク作品で、1995年に公開されました。

映画「ヒート」のキャスト・あらすじ

監督:マイケル・マン
出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ヴァル・キルマー、トム・サイズモア、アシュレイ・ジャッド、ナタリー・ポートマン、ジョン・ボイト
製作:1995年

【あらすじ】
プロの犯罪者ニール・マッコーリー(ロバート・デ・ニーロ)率いるグループが、現金輸送車から多額の有価証券を強奪した。捜査に乗り出したロサンゼルス市警のビンセント(アル・パチーノ)は、わずかな手がかりからニールたちの犯行と突き止め、執拗な追跡を開始する。

※映画.comより

「この人、この作品に出てたんだ!」シリーズ。

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  • アル・パチーノの妻の浮気相手:テレビドラマ「24」でジャック・バウアーの上司役だったザンダー・バークレー
  • 急遽運転手として仲間に加わった黒人:「24」でデイビッド・パーマー大統領役のデニス・ヘイスバート
  • 最初の強盗のターゲットになったヴァン・ザント:「プリズン・ブレイク」でFBI捜査官アレクサンダー・マホーン役のウィリアム・フィクトナー

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特に、今まで観てた映画のこの役の人が、実は後々有名になったこの人だったんだ!みたいなのが好きなんです(笑)

今回の「ヒート」で言うと、黒人のデニス・ヘイスバートが「24」の大統領と結びついたときが衝撃大きかった。

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映画「ヒート」の感想とか

最高におもしろい!
2018年〜2019年に観た映画の中で1位ですね。何度も観てるのに。
ちなみに2位は「トップガン」で3位が「トレーニング デイ」。新作が1つもない悲しさ。

やはりいい映画は何度観てもおもしろいですね。

映画「ヒート」のいいところ:主演

何と言っても、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの2人がカッコよすぎる。
往年の名作「ゴッドファーザー」で“共演”しているものの対峙するシーンがなかったので、今回が初共演とも言えます。何と言っても2人が渋すぎる!特にロバート・デ・ニーロ。渋さで言ったらデニーロ映画の中で最高潮に渋いんじゃないのか!?と勝手に想像。

暗闇のカメラ越しに“初対面”するシーンの緊張感はすごい(これはマイケル・マン監督がすごいのかな)。
カフェで向かい合って話すシーンは、貫禄というか大人の空気感というか、演技うんぬんの前に第一線で活躍し続けている人間のオーラがにじみ出ているかのよう。

映画「ヒート」のいいところ:登場人物の感情描写

悪役側の人間模様や亡くなった登場人物の心情側も描写している点が、さすがマイケル・マン監督。ちょっとしか出ていない売春婦や運転手役の遺族描写もあったし。そういう細かい点が、単にバチバチ撃ち合うだけのアクション映画ではなくて、しっかりとしたアクションドラマ映画に仕上がっている要素なんだと思います。

映画「ヒート」のいいところ:銃撃戦のリアリティ

これまでたくさんの映画の銃撃戦シーンを観てきました。その中でNo.1銃撃戦は?と聞かれたら、必ず「ヒート」と答えます。迫力も臨場感も一線を画している。
役者陣は当然ながら撮影前に射撃練習を体験。銃撃音は実際の音を収録。作中に銃撃戦は1回しかないけれど、逆に1回しかないからこそ質だったり臨場感だったりが保たれているんだと勝手に思っています。そういう意味でも“アクション映画”というくくりでは収まりきらない映画です。
ちょっと高音の「パパパパァァァンッッッ」の撃ち合いは見応えあり。

何と言っても、昔ロサンゼルスに留学していたころ、この銃撃シーンのロケ地をよく通っていたので愛着もべっとりついちゃっているんですよね。

映画「ヒート」のいいところ:キャスト

アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの時点ですごいですが、大物ジョン・ヴォイトも出ています。言わずもがなのアンジェリーナ・ジョリーの親父。

女優で一番好きなナタリー・ポートマンも出演。「レオン」の衝撃デビュー後の2作目映画が「ヒート」で、そこまで露出は多くないものの、やはり上手い。

のちに有名になるアシュレイ・ジャッドは、今作で注目度が上がり評価されました。夫役のヴァル・キルマーに対して、“右手をスッ”と動かすシーンはすごく印象深い。「ヒート」と言われたら、いまだに「銃撃戦・主演2人の渋さ・右手をスッ」の3つが瞬時に思い浮かぶほど。あまり詳しく書くとネタバレになるのでぜひ観て下さい。

 

これらの要素を上手くまとめているのが、やはり監督の手腕なんでしょうね。この映画、170分もあります。でも僕は長さを一切感じない。何回観ても。

せっかくなので、じっくり時間に余裕があるときに観ることをおススメします!

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