横浜の小高い丘の上にある山手エリアには僕の一番好きな公園「港の見える丘公園」があります。
初めて行った2001年、JR石川町駅から歩くこと約20分。
今ではみなとみらい線も開通し、元町・中華街駅からすぐ行くことができます。距離もさることながら、“楽に行ける”その方法とは…!?
山手エリアに楽にアクセスする方法
横浜開港後の歴史が詰まった山手エリア。港の見える丘公園は、B’zの曲「Time」にある“こんな晴れた日は二人で丘に登ろう 港が見渡せる丘に”のモデルになった場所ですね。映画「コクリコ坂」や「あぶない刑事」シリーズにも登場しました。
そんな山手エリアに元町・中華街駅から楽にアクセスする方法。それは結論から言うと、
元町・中華街駅直結のエレベーターを使う方法です。
元町・中華街駅の駅舎上部には「アメリカ山公園」という公園があります。そこへは「6番出口(アメリカ山公園口)」のエレベーター or エスカレーターで行くことができ、アメリカ山公園を通り抜ければ山手方面へ行くことができるんです。
3階、4階にはトイレもあるから便利ですよ。
アメリカ山公園を通り抜ける
緑あふれるアメリカ山公園。
エスカレーターに乗ったらここから出てきます。エレベーターは、これの裏っかわ。
公園をまっすぐ通り抜ければ、そこはもう山手。
ちなみに、↑この写真の反対側から見た公園の入口が、
これなんですが、門の手前で左に下っていくと日本初の食パン屋として知られるパン屋さん「ウチキパン」の前に出ます。
アメリカ山公園とは?
山手97番地(BLUFF 97)にある、全国初となる立体都市公園です。
園内マップ。上のほうにあるのが元町・中華街駅に直結しているエレベーター(エスカレーター)。下にある“エントランス”を突っ切っていけば山手に行けます。
横浜ベイブリッジも見えますよ。
というか、そもそも「アメリカ山公園」とは何なのでしょうか?
詳しくは公園内に石碑がありました。
1867年7月25日、現在の山手本通りからワシン坂にかけての200区画の競売がおこなわれ、山手地区は外国人居留地として開放されました。
アメリカ山公園が位置する山手97番地(BLUFF 97)は、以前からアメリカ公使館の用地として予定されていました。
ところが当時のアメリカ公使ヴァルケンバーグはこの場所に住まなかったため、書記官であるポートマンが住むようになり、1876年からはイギリス人医師ウィーラーが住んでいました。そして1923年9月1日の関東大震災でウィーラーは命を落とし、震災後の1925年には永代借地権が売却され、以降は民有地となりました。
終戦後、山手97番地はアメリカ軍によって接収され、敷地内には米軍住宅が建設されましたが、1971年に返還を受けて国有地となり、2004年に横浜市が国から用地を取得し、公園として整備されたのが、このアメリカ山公園です。
横浜開港後、山手には多くの外国人が居住していたこともあり、このアメリカ山公園の他にもイタリア山庭園、港の見える丘公園内フランス山地区などもあります。
山手エリアへの楽なアクセス方法まとめ
普段から住民の方やインターナショナルスクールの生徒さんたちが重宝しているアメリカ山のエレベーター。ただでさえ坂を登るので、日常使いの人にとってはすこぶる便利なものだと思います。
あと、山手へ抜けたり港の見える丘公園へ行ったりもできるんですが、このアメリカ山公園自体がいい公園なので、休憩やランチをするのもオススメです。飲食店激混雑の元町チャーミングセールのときは、パンを買ってアメリカ山公園で食べるのも手ですよ。エレベーターもあるし。トイレもあるし。
アメリカ山公園
※駐車場はありません。
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横浜元町ショッピングストリート 施設概要
■所在地
〒231-0861 神奈川県横浜市中区元町1(→Googleマップ)
■アクセス
・みなとみらい線 元町・中華街駅(5出口)から徒歩20秒
・JR根岸線 石川町駅(元町口・南口)から徒歩2分
■駐車場
提携駐車場あり ※詳細はこちら
■公式サイト
https://www.motomachi.or.jp/
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