みなとみらいの再開発が超絶に進んでいます。それに拍車をかけるようにパシフィコ横浜の隣、20街区に国内最大規模の多目的ホールを含む新施設「パシフィコ横浜ノース」が建設中。2020年4月24日(金)の開業を目指します。
隣接地には高級ホテル「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」が2棟も誕生予定です。
パシフィコ横浜ノース(横浜みなとみらい国際コンベンションセンター)
通称『パシフィコ横浜ノース』、正式名称「横浜みなとみらい国際コンベンションセンター(Yokohama Minato Mirai International Convention Center)」というらしい。
英文だけで尻込みしちゃう。
新MICE施設には、海外の先進的MICE施設の大型バンケットホールに類する国内最大規模の多目的ホールが整備され、5,000名規模のパーティーの開催が可能となります。これにより、国際・国内会議や大型インセンティブトラベルなど、さらなる市場の拡大に貢献できるものと期待しております。
立食で5,000名規模のパーティ―ってすごい。僕の住む世界とは次元が4つほど違います。
そもそも“MICE”ってなんぞや?と思いませんか?だからそもそもMICEとは何かについて引用してみました。
そもそもMICEとは?
Meeting(会議・研修)、Incentive(招待旅行、travel, tour)、Conference(国際会議・学術会議)またはConvention、Exhibition(展示会)またはEventの4つの頭文字を合わせた言葉である。ビジネスと関わりがあり多数の人の移動を伴う行事という、企業などの会議やセミナー、報奨・研修旅行、国際会議や総会・学会、展示会・見本市・イベントなど、観光および旅行の観点から着目した総称で、「ビジネスイベンツ」とも呼ばれている。
そういうことみたい。
パシフィコ横浜ノース施設概要
海辺の公園臨港パークに隣接しています。
臨港パーク、なーんにもないけれど、それがいい。
■名称
・通称:パシフィコ横浜ノース
・正式名称:横浜みなとみらい国際コンベンションセンター
■階数
地上6F、地下1F
■1F多目的ホール(6,300㎡)
・国内最⼤規模の多⽬的ホール
・床⾯カーペット仕様
・最⼤8分割可能
・最⼤収容⼈数:スクール3,600名、シアター6,000名、⽴⾷5,000名、丸卓2,000名
■2F~4F会議室(6,185㎡)
・会議、セミナー、パーティーなどに適した、⼤中⼩42室の会議室
・⾯積:78~587㎡
・天井⾼:2.9~5.7m
・最⼤収容⼈数:スクール32名~288名、シアター56名~550名、立食50名~450名
■一般駐車場
200台併設
■開業予定
2020年4月24日(金)
ケータリングサービスには、従来より提携していた「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」に加え、新たに「横浜ロイヤルパークホテル」が加わりました。
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パシフィコ横浜ノース建設写真
2019年3月の様子
左の建物は「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」ですね。
2019年8月の様子
なぜ「パシフィコ横浜ノース」の看板を、影が出る文字看板にしたんだ。
可読性が低いじゃんか。
2020年1月の様子
みなとみらい線の新高島駅から伸びてくるキング軸が、パシフィコ横浜ノースを通って臨港パークへ伸びるようです。
2020年3月の様子
ロゴもしっかり設置されて、来月の開業に向けて万全です。
臨港パークへと続く「キングモール橋」も完成です。
駐車場。
駐車場は、パシフィコ横浜ノース専用とみなとみらい公共(臨港パーク利用に最適)に分けられるようです。
詳細が分かれば追記します。
パシフィコ横浜ノースまとめ
『パシフィコ横浜ノース』や高級ホテルの一帯は、神奈川新聞花火大会の思い出が強い場所。いろんな屋台で買い食いしたなぁ…と。みなとみらいの再開発が進み、空き地が少なくなったことで約20万人もの見物客の安全性を担保できないことから花火大会が中止となった経緯もあるため、ちょっと複雑な気もします。なんせ夜店の屋台大好き人間なので。
建設は、竹中・小俣建設共同企業体。横浜新市庁舎もろとも竹中工務店は“横浜バブル”が起きているのでは。
当施設は国内最大級となるものの、これとは別に東京ビッグサイトの約2.5倍にも及ぶ、25万㎡規模の巨大MICE施設を山下埠頭に誘致する動きもあるそう。そんなに…必要なのかな?とも思っちゃうよね。