みなとみらいの新しい観光スポットとしてオープンした新港客船ターミナル「横浜ハンマーヘッド」ですが、遅れていたパーク整備がようやく完成!
商業施設と一体となり、新たな横浜の名所となるハンマーヘッドパークおよびハンマーヘッドデッキが全面的に開園(開通)となりました。
ふ頭なので海上にせり出している分、海に囲まれた立地から見える横浜港の景色は開放感ダダ漏れです。
横浜ハンマーヘッドからハンマーヘッドデッキで接続する、ハンマーヘッドクレーンのあるハンマーヘッドパーク。おすすめです!
ハンマーヘッドパーク・ハンマーヘッドデッキについて
先行開業している客船ターミナル「横浜ハンマーヘッド」の海側部分に遺構として残るハンマーヘッドクレーン一帯を整備されたのがハンマーヘッドパーク。
2018年、土木学会推奨土木遺産に認定された歴史的に貴重な構造物のハンマーヘッドクレーンを中心としたパークは開放的な空間が広がり、客船寄港時の歓送演奏をはじめ、多目的なイベント広場として使用されます。
ハンマーヘッドデッキは、横浜ハンマーヘッドとパークを接続する歩行者デッキであり、クルーズ客船の一般見学および送迎の場として、また、みなとみらい21地区やベイブリッジを眺望できる市民が集い憩える展望施設となります。
横浜ハンマーヘッドの第1駐車場をまたぐように架かっていますね。
では、ハンマーヘッドパークの様子を写真でご紹介。
商業施設の2階を一番奥まで抜けると、
そこにはハンマーヘッドパークにつながるデッキ。
横から見たらこんな感じですね。
開放感バンザイ。
海上にせり出した埠頭なので、
横浜港を見渡せます。
エレベーターも完備していて、ベビーカーや車椅子の方も安心です。
夏は当然ながら猛暑なので、この後は横浜ハンマーヘッド内のカフェで涼んで下さい。
冬は極寒なので…カフェで温まって下さい♪
そもそも“ハンマーヘッド”クレーンとは?
新港ふ頭は 1899(明治32)年に埋め立てを開始し、1914(大正3)年に完成したふ頭です。
ハンマーヘッドクレーンは、この整備に合わせて設置された日本初の荷役専用クレーンで、関東大震災でも大きな損傷を受けることなく、2001年までの88年間、貨物の積み降ろしに使われ、横浜港の近代化を支えてきました。
このクレーンは、現在も稼働可能な状態で保存されており、当時日本に導入された5基のうち、横浜市、長崎市、佐世保市に残る3基のみとなっています。
ハンマーヘッドパークのまとめ
ハンマーヘッドクレーンを中心としたパークの整備によって横浜ハンマーヘッドが完成形となりました。
正直、パっとしなかったマリーン&ウォーク周辺ですが、横浜ハンマーヘッドおよび女神橋の誕生により、新港地区の回遊性が高まり間違いなく活性化につながっていると感じています。
横浜ハンマーヘッドは、2階テラスからの景色も好きなのですが、パークからの景色もとても良いです。
おすすめです。
■横浜ハンマーヘッド
・所在地:神奈川県横浜市中区新港2-14-1(→Googleマップ)
・交通:みなとみらい線馬車道駅から徒歩10分、JR桜木町駅から徒歩15分
・駐車場:350台(第1駐車場〜第3駐車場)
・公式サイト:https://www.hammerhead.co.jp/