横浜市では、2018年10月に横浜市港湾施設条例を改正し、民間事業者が港湾緑地にカフェや物販などの便益施設などを設置することが可能となりました。
そしてこのたび、第一弾として臨港パーク内にカフェとレクリエーションなどの整備・運営事業者の公募を行い、株式会社伊佐建設及びスプリングハズカム合同会社の共同事業体が設置等許可制度の事業予定者に決定しました。

みなとみらい21地区では、さまざまな施設が整備されており、来年度には臨港パークから山下公園まで水際線歩行者ルートが完成します。港の美しい景観を楽しめる散策ルートの拠点として、新しいにぎわいを創出します。
ちなみに第二弾は、カップヌードルミュージアムパーク内にできる、手軽にアウトドア体験ができるグランピング施設です。
臨港パーク内のカフェ・レクリエーション施設

設置されるのは、臨港パークの北側エリア。
奇抜な形のホテル横浜ベイコート倶楽部&ザ・カハラ・ホテルの裏手あたりですね。

事業概要
① 臨港パークに賑わいの拠点となるカフェ・レクリエーション施設の整備を行い、横浜の都心臨海部の来街者の回遊性を向上します。
② イベントの企画運営を行い、臨港パークに新たなにぎわいを創出します。
施設概要
■所在地
横浜市西区みなとみらい1丁目 臨港パーク内
■面積
・建築面積541.94㎡、延床面積1437.29㎡
・地上3階建て
■主要施設
1階:ランニングステーション併設スポーツジム、軽飲食店(テイクアウト可能)、レンタルスペース(イベント時拠点など)など
2階:カフェ(テラスと一体的に利用可能)、ペット関連施設(保護犬猫譲渡施設、ペットホテル、トリミングサロン併設)など
3階:飲食店(レストラン&バー)、美容・健康促進施設など
■事業予定者
臨港パークプロジェクトチーム(代表企業:株式会社伊佐建設、構成企業:スプリングハズカム合同会社)
臨港パークとは?
みなとみらい地区にある公園の中でも最大の緑地面積を誇る公園。

遊具やおもちゃがあるわけでもなく、ただひたすら芝生が広がり、親水性を高めた公園というコンセプトもあって護岸は水面に近く、また階段状になっているので、ここに座ってボーッと海を眺めるのもおすすめ。

ゆるやかにカーブする親水護岸(約600m)は、遠く横浜ベイブリッジまで内港全域を見渡せる景観計画に基づいて設計されたもの。

臨港パーク内には既存のレストハウス「ふれあいショップみなと」もあり、休みの日などは軽食を買うこともできます。

公園の北側(当施設の建設予定地付近)には、海水が流れ込み潮の干満を観察できる潮入りの池も整備されていましたが、

最近見たら、せき止められ水はまったくない状態になっていました。
当記事の施設ができるからなのか、工事か何かなのか…
潮の干満とかがおもしろかったのでなくなったら残念…。
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