1961年の開業より横浜を見守り続けてきた横浜マリンタワーは、保全を目的とした改修工事のため、2019年3月31日をもって全館一時休館となります。
横浜にいながらマリンタワーに一度ものぼったことがなかったので、2019年3月25日~31日は料金半額ということも背中を押し、初めて行ってきました。
しかも1日2回も…!
横浜マリンタワーについて
横浜開港100周年記念事業の一環として横浜港を象徴するモニュメントの建設が計画され、着工から約2年後の1961年1月15日、当時世界で最も高い灯台として横浜マリンタワーが開業しました。
東京タワー開業(1958年12月)の約2年後ですね。
そして2019年1月15日、開業58年を迎えたこの年に改修工事に入り、2022年9月の再開業を予定しています。
というわけで早速行ってきました!
横浜マリンタワー1階
カフェレストランも良さげで、ウェイティングがかかっていました。
壁一面に広がるアート作品
横浜マリンタワーと山下清。
1階両側の壁には巨大作品が掲げられています。
すごーい迫力!
「横浜の今昔」山下清 作
1961年、横浜開港100周年事業として完成した横浜マリンタワーのエントランスホールともいえる吹き抜けの大空間に描かれた放浪の天才画家 山下清のモザイク壁画。左右二面の構成により横浜の「今」と「昔」を表現しています。
この左側の壁面には、1961年当時の横浜の「今」が描かれている。海側から見た大桟橋を中心に、接岸する大型船、桟橋を歩く人々、ビルの上に広がる空には、雲の間にアドバルーンと飛行機、伸びやかな横浜の風景が広がっている。
世界一高い灯台の灯具
マリンタワーで灯台として活躍していた灯具。
「横浜の海を照らし続けてきた灯台」
1961年、横浜開港100周年事業として建設されたマリンタワーの頭部に設置されていた灯台。光達距離は41km、世界一高い灯台としてギネスブックにも登録されていた。
2008年、灯台としての役割を終えていたことから灯台機能を廃止。
2009年、リニューアルオープンにあたり、灯台灯具はマリンタワーの記念碑的な存在として、一階ホールに飾られた。
横浜ゆかりの著名人
そのほか、横浜ゆかりの有名人のサインなども飾られていました。
ゆずさん。
クレイジーケンバンド…というか横山剣さん。
クリスタルケイさん。
横浜マリンタワーの料金
通常はこんな料金。
大人:750円/中高生:500円/小学生:250円/幼児:200円/3歳未満:無料
だけど一時休館直前の週は、なんと半額に!
横浜マリンタワーの展望台(昼)
1階受付でチケット購入し、2階の展望台行きエレベーターから乗り込みます。
横浜マリンタワーの縦長感を生かしたパンフレット。カッコいい。
36歳の男性一人で展望台へ。
エレベーター内の新山下側。
ド派手感がないのがレトロで良い。
展望台の高さが94m。
みなとみらいの観覧車コスモクロック21が全高112.5mなので、あれより少し低いくらいかな。
みなとみらい21方面。
横浜北仲通の再開発もバッチリ見えます。
山下公園と氷川丸。
新山下方面。
山下ふ頭には、実物大の動くガンダムも登場予定。
奥には横浜ベイブリッジも見えますね。
港の見える丘公園方面。
ふもとにはMEGAドンキ港山下総本店が。
元町・中華街方面。
展望台は30階ですが、29階へも行けます。
横浜マリンタワーは「恋人の聖地」にも選ばれているので、
カップルのこういうプレートが壁中に。
何組がゴールインしたのかなぁ。
ガラス張りのヤツ。
ちょっと怖い。
そんなこんなで20分くらいの滞在ののち、マリンタワーを後にしました。
横浜マリンタワーの展望台(夕方)
保育園に息子を迎えに行って、その足で横浜駅→元町・中華街駅へカムバックしました。
チケットを2枚買います。
なんたって一時閉業前で半額だからね。
購入したあとに、受付のお姉さんが「チケット半券があれば当日・翌日の再入場は100円で出来ますので、ではごゆっくりどうぞー」と言ってて、フリーズしました。半券があれば100円なのか…
気を取り直して展望台へ。
お昼の明るい雰囲気とは少し違ってムードがあります。
夕方の、みなとみらい21方面。
もうちょっと暗い方が、よりキレイだったかな。
お昼よりも山の稜線がハッキリ出ていました。
山下公園。
山下ふ頭。
何度も言いますがここには期間限定で、実物大の動くガンダムが誕生予定。
カジノ誘致も頓挫したので、永久にガンダムベースでいいのでは?
ガラス張りのヤツ。
まったく怖がっていない息子。
展望台からの眺めに喜んでいた3歳児。
2022年にリニューアル開業したらまた行きます。