横浜市中区海岸通にある歴史的建造物横浜郵船ビル一帯が再開発に入り、日本郵船と三菱地所による高さ約112m・地上22階の複合オフィスビル「(仮称)横浜市中区海岸通計画」を整備すると発表。

横浜郵船ビルは外観など大部分を保全・活用し、隣接地に立つ築70年余りの横濱ビルは解体されます。
オフィスビルは2028年開業予定。
目次
(仮称)横浜市中区海岸通計画

1・2階に商業店舗、1−3階が教育施設となり、4階以上にはオフィスが設けられます。水際には、一般の人が利用・通行できる水際線プロムナードを整備。
2023年から既存施設を解体し、都市計画手続きを経て2024年に着工、2028年以降の供用開始を目指します。
■事業計画名
(仮称)横浜市中区海岸通計画
■計画区域
横浜市中区海岸通3丁目9番
■主要用途
オフィス・商業・教育施設など
■面積
敷地面積:約10,550㎡、建築面積:約8,600㎡、延べ面積:約88,600㎡
■建築物の高さ
約99m(最高高さ約112m)
■階数
地下2階・地上22階・塔屋2階
■工事予定期間
2023年〜2027年、2028年供用開始予定

外観が保全される横浜郵船ビルとは逆に、解体される横濱ビル。
1950年12月に建てられ、2021年現在、築70年を超えます。
このビルの裏手には、アート施設としても利用されていた、旧日本郵船倉庫もありましたが、施設の老朽化を理由にすでに解体されコインパーキングとして一時的に運用されています。