ゲームセンターや映画館の109シネマズが入居していたゲントヨコハマ跡地に、2棟の複合ビルからなる「横浜シンフォステージ」誕生します。

みなとみらい線新高島駅の至近に位置し、ターミナル駅である横浜駅から徒歩8分、羽田空港までは京急線横浜駅から約30分と高い交通利便性を有している、みなとみらい21中央地区53街区。
ヤマハのブランド発信拠点や店舗、オフィス、京急グループの新築では初出店となる「京急EXホテル」などで構成される、2棟(WEST棟、EAST棟)を建設するとともに、魅力あるコモンスペース(広場状空地)を整備する予定です。
完成は2024年3月末を予定。

みなとみらい周辺のホテル建設ラッシュの一角を担います!
横浜シンフォステージ プロジェクト概要




「横浜シンフォステージ」は、株式会社大林組、京浜急行電鉄株式会社、日鉄興和不動産株式会社、ヤマハ株式会社、みなとみらい53EAST合同会社の5社で共同開発する事業で、総延べ面積約18万m²を超えるオフィス・ホテル・店舗等にて構成される、2棟構成(WEST棟、EAST棟)の大規模複合開発物件です。


WEST棟 | 基準階専有面積 3,360m²(約1,016坪)を有するオフィスを主な用途とし、上層部は京急グループの新築では初出店となる「京急EXホテル」、低層部はヤマハのブランド発信拠点や店舗で構成される、新高島駅周辺の新たなシンボルとなる多機能交流拠点です。 |
EAST棟 | 基準階専有面積2,796m²(約845坪)を有し、様々な企業が本社、研究開発拠点として利用することを視野に入れたオフィスを主な用途とし、低層部にオープンイノベーションスペースや店舗を備えます。 |


WEST棟の低層部には、ヤマハのブランド発信拠点のほか、飲食や物販などの店舗、オープンイノベーションスペースに加え、「ランブリング(気ままなぶらぶら歩き)」をコンセプトにしたコモンスペース(広場状空地)を設置し、新しい活気を生み出します。
WEST棟の高層部には、京急グループの宿泊特化型ホテルの上位グレードとなる「京急EXホテル」が、横浜エリアに初出店。
全室20m²以上の客室(計150室)に加え、地上130mにはオープンなロビー・大浴場・レストランを配置し、横浜の眺望を楽しみ、くつろげる空間を計画します。
また、本プロジェクトでは、横浜駅方面からのペデストリアンデッキを延伸し敷地内に引き込み、雨に濡れない快適な歩行者ネットワークを構築します。
横浜シンフォステージ 計画・建物概要
計画概要
■名称
みなとみらい21中央地区53街区開発事業
→施設名称が「横浜シンフォステージ」に決定
■事業予定者
(仮称)みなとみらい21 中央地区 53街区開発事業者 共同企業体
・代表企業:株式会社大林組
・構成企業:ヤマハ株式会社 、京浜急行電鉄株式会社 、新日鉄興和不動産株式会社、みなとみらい53EAST合同会社(大林組が出資する特別目的会社)
■所在地
横浜市西区みなとみらい5丁目1-1
■敷地面積
20,620.58m²
■工期
2020年12月~2023年11月(予定) → 2024年3月予定
建物概要
WEST棟 | EAST棟 | |
フロア | [1階]駐車場、店舗、オープンアトリウム [2階]店舗 [3階]店舗 [4階]全体共用 [5階〜24階]オフィス [25階]全体共用 [26階~30階]ホテル | [1階]駐車場、店舗、オープンイノベーションスペース、オープンアトリウム [2階]店舗 [3階]オフィス、店舗 [4階]全体共用 [5階~15階]オフィス |
階数(高さ) | 地上30階・塔屋2階・地下1階(約158m) | 地上16階・塔屋1階・地下1階(約90m) |
コモンスペース(広場状空地)


コモンスペースには屋外ステージ、大屋根、大階段といった仕掛けを効果的に配置し、店舗と連携した活動の展開、アウトドアオフィスといった多種多様な利用シーンに対応し、ヤマハが培ってきた「音楽を活用したまちづくり」のノウハウを用いて、子どもから大人まで様々な世代の方が参加できる持続可能なコミュニティ形成をめざします。
みなとみらい21中央地区53街区とは


53街区は、みなとみらい線新高島駅からすぐの場所にあり、かつては結婚式場や映画館、ゲームセンター、ライブハウスが入る「ゲントヨコハマ」という商業施設がありました。


周辺は、歩行者ネットワークとしてみなとみらい21中央地区の拠点となる駅や施設を結び、人々の多様な遊歩空間を形成している「グランモール軸」と「キング軸」が交差する結節点に位置するなど、みなとみらい21中央地区の活性化に向けた新たな核となる街区です。
隣接地には、清水建設が施工&事業主体となる「横浜グランゲート」もあり、横浜駅東口から日産自動車グローバル本社ビルを通って2階レベルの歩行者デッキが接続される見込みです。
みなとみらい21中央地区53街区開発事業が完成するまでの様子


みなとみらい21中央地区53街区開発事業の様子を着工から完成まで不定期に更新していきます。
2021年6月の様子


工事が始まっています。


着工してからまだ2ヶ月しか経っていないので、まだまだ先ですね。


完成予定は2024年3月末!
この周辺も2階レベルの歩行者デッキで接続されまくるんでしょうか。
横浜シンフォステージまとめ
「ゲントヨコハマ」解体後、長らく空き地状態が続いていた53街区の事業内容・事業予定者が決定し、ようやく着工となりました。
事業内容としては、いい意味での裏切りはナシ。そしてまさかの…また“ホテル”。
構成企業に京急が入っているので、京急系列のホテルが入ります。当事業予定地の斜め向かいには京急グループ本社ビルもありますね。
しかし、2020年の東京オリンピック以降を見越してみなとみらいのホテル建設ラッシュは凄まじいものがありますが、オリンピック以降も需要が持続するのかという問題もありましたが、そもそも延期になったことで当初の計画から大きくずれてきているので、ホテルの共喰いにならなければいいけれど…
53街区周辺の再開発情報










所在地 | 〒220-0021 神奈川県横浜市西区みなとみらい5-1-1(Googleマップ→) |
最寄駅 | みなとみらい線新高島駅から徒歩1分 |
客室 | 全150室/26階〜30階 |
開業日 | 2024年3月末完成予定 |


コメント
コメント一覧 (2件)
53街区はとても楽しみですが、6月の入札で52街区も決まるとキング軸がいよいよ完成しますが、果たしてどうなるか。
みなとみらい地区は景気に左右されながらも30年でようやく完成に近づいてきましたね。
ホテルに関してはプロの事業者が採算取れると判断して進出していると思うので、実現するか不透明なIR頼みとか安直な考えでないことを願うばかりです。
ホテルが先か観光が先か?ということで、ホテルが増えることで横浜に宿泊する地方や海外の方が増えるといいのですが。
そんな矢先、運営会社が民事再生法の適用も申請した59街区のホテルビスタは今月で閉館するそうで、その後がどうなるか心配です…。コロナ禍でパシフィコ横浜ノースやオリンピック需要の当てが外れて苦しい状態が続いてたそうです。
58街区の横濱ゲートタワーは鹿島建設ですね。清水建設(グランゲート&アイマークプレイスも)と鹿島、大林組の開発が揃い、残るスーパーゼネコンは大成建設と竹中工務店。竹中はパシフィコ横浜ノースの開発に事業者として関わっていますね。
大成はセンタービルや59街区、43街区(暫定施設)の開発に絡んでいますが、今後事業者として開発を行うことがあるか注目ですね(43街区の暫定施設は2024年頃までの予定なので、土地を所有する岡田ビルに加え、大成建設が共同事業者として開発しないかちょっと期待しています)。
えっ…ビスタプレミオ閉館ですか!?
全然知らなかった…。公式サイトを見てみました。19階レストランは継続なんですね。これも厳しそうですね…( ノД`)
エリア外れますが、山下町のホテルモントレや横浜ガーデン、伊勢佐木町のワシントンとコロナの影響が測り知れないです。桜木町のホテルWBFとか開業前の直撃ですし。
竹中工務店は44街区ウェスティンホテルもそうでしたっけ?
43街区のニトリは…続いて欲しいです。それこそ44街区のセキチューも貴重なお店だったのに…。
ホテルビスタプレミオの閉館が衝撃でした。
情報をありがとうございます。