村田製作所がみなとみらいイノベーションセンターを開業!関東最大の研究開発拠点で、子供が科学を学べるムラーボも併設

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株式会社村田製作所は、神奈川県横浜市みなとみらい21地区に研究開発拠点として、関東最大となる「みなとみらいイノベーションセンター」を開業しました。

村田製作所のみなとみらいイノベーションセンター外観写真
村田製作所「みなとみらいイノベーションセンター」

建物内には、当社初の車載向け専用施設やコミュニケーションスペース、食堂、子どもたちが科学を楽しく学べる体験施設「Mulabo!(ムラーボ)」といった施設も併設。

場所はみなとみらい21地区47街区で、同じブロックには「コーエーテクモ本社・東急REIホテル・Zepp Yokohama」が入居するビルも誕生しています。

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目次

村田製作所「みなとみらいイノベーションセンター」について

村田製作所みなとみらいイノベーションセンターの完成イメージ
(引用:村田製作所コーポレートニュース[2017年11月29日付])

「みなとみらいイノベーションセンター」では、基盤事業と位置付ける通信・自動車市場に加え、エネルギー・ヘルスケア・IoTなど新規市場向け製品の基礎研究、企画、デザイン、設計力の強化を図っていきます。

特に電池事業を中心としたエネルギー市場やヘルスケア市場向けビジネスにおいては、地理的メリットを活かした顧客・市場(業界)との接点強化を図り、事業拡大を目指します。

なお、みなとみらいイノベーションセンターでは、1,000人を超える規模の従業員が働く予定。

村田製作所初の車載向け専用施設

みなとみらいイノベーションセンターの車載向け専用施設イメージ
展示室
みなとみらいイノベーションセンターの車載向け専用施設:ピット施設イメージ
ピット施設
みなとみらいイノベーションセンターの車載向け専用施設の大型電波暗室イメージ
大型電波暗室

※2021年4月オープン予定。

車載ビジネスを紹介する「展示室」、車輛の理解を深め、様々な実験を実施することができる「ピット施設」、走行状態を再現しながら実験・検証を行うことができる「大型電波暗室」の3施設を整備します。

Murata Interactive Communication Space

みなとみらいイノベーションセンターのMurata Interactive Communication Spaceイメージ
Murata Interactive Communication Space

※2021年4月オープン予定。

当施設は、「多様なものが混ざり合い、新たな可能性が生み出される場」をコンセプトに、社内部門間および社外との技術交流に加え、業種を問わず多様なお客さまとのコラボレーションによる新しいビジネスの創出、イベント実施など多岐にわたる役割を担います。

施設内には、手に取って技術を体験できる展示コーナーも設置。

オープンコラボレーションスペース

※2021年4月オープン予定。

健康管理室と医療・ヘルスケア機器部門が連携した健康経営プランに基づくイベントの実施や、医療機器の展示などのエリアを予定しています。

創造性とシナジー発揮の両立を目指したオフィス空間

村田製作所「みなとみらいイノベーションセンター」のオフィスイメージ
オフィス・打合せスペース

会議体のサイズや情報の機密性に合わせてフレキシブルに場を変えられるパーテーションカーテンや円卓などの特徴的な什器や、入口から交流エリアにつながる動線を導入することで、バックグラウンドや働き方の異なるメンバーのシナジーを誘発させる空間設計となっています。

イノベーションの創出に貢献する食堂

村田製作所「みなとみらいイノベーションセンター」の食堂イメージ
食堂

高層階に位置する食堂は、食事やリフレッシュの場としてだけではなく、臨時の会議スペースなどさまざまなオフィス用途に利用できるように設計。

また、カフェエリアでは定時後にアルコールの提供も可能なスペースを設け、社内間の交流を深める場として運用していきます。

子どもたちが科学を楽しく学べる体験施設「Mulabo!」

※2020年12月16日より一般公開

「エンジニアの卵が生まれるきっかけの場」をコンセプトとし、当社の事業活動と紐づいた「科学」をテーマにSTEM教育・文化の発展に寄与します。子どもたちに科学の不思議、楽しさとの出会いの場を提供し、横浜みなとみらいの新しい顔となる施設を目指します。

■Mulabo!公式サイト
https://mulabo.murata.com/

村田製作所「みなとみらいイノベーションセンター」建設概要

新たな研究開発拠点「みなとみらいイノベーションセンター」外観イメージ

■名称
株式会社村田製作所 みなとみらいイノベーションセンター

■所在地
横浜市西区みなとみらい4-3-8

■建築規模
高さ約99.95m、地上18階・地下2階・塔屋1階
敷地面積7,414.88㎡、延床面積65,335.35㎡

■建築用途
事務所、飲食店、駐車場

■投資総額
約400億円(土地・建物費用)

■完成時期
2020年9月15日予定 → 12月15日

■フロア構成
高層階:厚生施設
中層階:開発エリア
低層階:開発エリア、にぎわい施設
地下階:電波暗室、駐車場、機械室

そもそも村田製作所とは?

1944年10月に京都で創業した総合電子部品メーカー。
セラミックコンデンサーのシェアは世界トップクラスを誇り、売上高は連結で1兆3,718億円、単体で9,486億円にのぼる巨大企業(2018年3月)。

近隣ブロックには、京急グループ本社ビル資生堂グローバルイノベーションセンター清水建設などの巨大企業も施設をズンズン誕生しました。

村田製作所「みなとみらいイノベーションセンター」が完成するまで

「みなとみらいイノベーションセンター」工事開始前から完成までの写真を、定期的に更新していたので当時のコメントとともに紹介します。
着工は、2018年5月18日。

2019年3月の様子

みなとみらいに建設中の村田製作所「みなとみらいイノベーションセンター」風景
株式会社村田製作所 みなとみらいイノベーションセンター

村田製作所の、みなとみらい“イノベーションセンター”なるものが誕生するみたい。

2019年11月の様子

村田製作所「みなとみらいイノベーションセンター」の建設工事写真
2019年11月撮影

2020年1月の様子

村田製作所の新たな研究開発拠点「みなとみらいイノベーションセンター」の建設工事写真
2020年1月撮影

奥のコーエーテクモのビルがほぼほぼ完成していますね。

2020年6月の様子

村田製作所みなとみらいイノベーションセンターの外観写真

隣接するコーエーテクモ本社ビルやKT Zepp横浜は開業済みです。
とは言え、新型コロナウィルスの影響でまともな営業ができていないのでは…なんとか乗り切って欲しいものです。

2020年9月の様子

みなとみらいの村田製作所の建設工事写真

完成!…ですかね?
時期的には完成となっています。まだ1階周辺は細かいことをやっていますが、ほぼ完成しました。

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