2019年10月28日、横浜みなとみらいの地へ、グループ企業11社・約1,200名にもおよぶ本社機能移転を完了した京急グループ。
![京急ミュージアムに復元展示されている「京急デハ236号」の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-50.jpg)
横浜駅から徒歩7分、みなとみらい線新高島駅直通の場所に位置する本社ビル1階には、「本物」を見て、触れて、楽しむ!京急の魅力が凝縮した「京急ミュージアム」もオープンしました。入場料は無料。
![京急ミュージアムの館内写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-28.jpg)
息子と実際に行ってみましたが…とても良いの一言!
施設の敷地面積は広くありませんが、だからこそ魅力がギューッと詰まっている感じで、「これがおすすめ!」とかではなく館内のコンテンツすべてが見どころという印象でした。
神奈川県横浜市在住として、大人の僕にとってもいろいろ勉強になりました!
土日祝はWEB事前予約が導入されています。平日は予約不要で、整理券配布(マイ車両工場・鉄道シミュレーションは要WEB予約)。混雑状況も確認できるので、必ず公式サイトをご覧下さい。
京急ミュージアムとは
![京急グループ本社ビルの外観写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-3.jpg)
「京急ミュージアム」とは、「本物」を見て、触れて、楽しむをコンセプトに、京急創立120周年事業の一環として整備された企業ミュージアムのこと。京急グループ本社ビル1階に設置されています。
入場料は無料。
※一部コンテンツは有料です。
京急ミュージアムの入場方法・抽選
入場料は無料ですが、新型コロナウィルスの影響を受けて、整理券方式により人数制限が設けられています。1日3回、各約50名ずつの案内なので早めに整理券配布場所に行きましょう。
平日と土休日では整理券の配布場所は異なります。平日は京急本社ビル2階の正面エントランス、土休日は1階「京急ミュージアム」付近。
→【追記】整理券配布場所は、平日・土休日ともに京急グループ本社ビル2階の正面エントランスに変更となりました。
今回は平日(月曜日)に行きました。
ちなみに火曜日は休館日ですからご注意。
![京急グループ本社ビル2階の入口写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-4.jpg)
みなとみらいの歩道橋からつながる、京急グループ本社ビルの2階入口。
ここを進むと、
![京急グループ本社ビル2階のエントランス写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-5.jpg)
エントランスが。ここが平日の整理券配布場所です。
京急の中枢?の入口と考えると感慨深い…。
今回は、平日月曜日12:30〜の回に行きたかったので、配布開始となる12:15に到着すると、すでに12組(9割が親子連れ)が待っていて、入場する頃には後ろに10組ほど並んでいました。
また、有料コンテンツの鉄道シミュレーションとマイ車両工場は抽選制です。整理券配布時に参加コースをスタッフに伝えて下さい。
この入場方法はコロナにより変更になる可能性があります。必ず行く前に公式サイトを確認して下さい。
京急ミュージアムの体験レポート
では、いざ「京急ミュージアム」へ!
時間が来たので、2階からエレベーターで1階へ。
平日は1階入口は封鎖の様子。
![京急ミュージアムの館内写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-19.jpg)
“京急まみれ”の世界が広がります!
![京急ミュージアムに展示されている関連物の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-46.jpg)
![京急ミュージアムに展示されている関連物の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-48.jpg)
京急関連の展示物が地面にも。
京急ヒストリー
![京急ミュージアムに復元展示されている「京急デハ236号」の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-34.jpg)
昭和初期から実際に活躍した京急車両「デハ236号」を、約2年かけて修繕作業を行い、保存展示されています。館内の全部が見どころとは言え、やはりインパクトがありますね。
湘南電気鉄道デ1形として、1929年に製造。品川~横浜~浦賀間の直通運転を実現した歴史的車両で、1948年京浜急行電鉄株式会社が発足時にデハ236形へと改番し1978年までの48年間活躍。引退後、埼玉県・川口市立科学館で保存されていた車両を2年間かけて修復し、展示しています。
![京急ミュージアムに復元展示されている「京急デハ236号」の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-38.jpg)
![京急ミュージアムに復元展示されている「京急デハ236号」の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-45.jpg)
車両の中は開放されていて、
![京急ミュージアムに復元展示されている「京急デハ236号」の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-42.jpg)
京急の歴史を紹介するコーナーが設置されています。
![京急ミュージアムに復元展示されている「京急デハ236号」の中の展示物写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-41.jpg)
![京急ミュージアムに復元展示されている「京急デハ236号」の中の展示物写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-44.jpg)
いろんな貴重なものが。
![京急ミュージアムに復元展示されている「京急デハ236号」の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-47.jpg)
ちなみに床下もちょっと見えます。
![京急ミュージアムに復元展示されている「京急デハ236号」の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-43.jpg)
芸が細かい。
![京急ミュージアのグッズ売り場写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-1.jpg)
車両の横にはグッズ売場があって思わず衝動買いしちゃいました。
現金か交通系ICカードで、クレジットカードは使えませんでした。
そして、グッズ売場の横には、
![京急ミュージアムにある信号機の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-40.jpg)
信号機があって、
![京急ミュージアムにある信号機の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-39.jpg)
非常ボタンも自由に押し放題(笑)。
押すと信号が点滅。信号を消すときは「復帰」レバーを上にあげましょう。
あと息子的にもエンドレスにハマっていたのが、
![京急ミュージアムにある車両の開閉ボタンの写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-7.jpg)
このデハ236号のドア開閉。
↑写真右下にあるボタンで車両のドアを開閉できます。
押すと、 開閉!
「京王れーるランド」にもあるけれど、こんな古い車両にもこんな開閉のギミックを仕掛けるなんて…とちょっと感動。
京急ラインジオラマ
![京急ミュージアムの京急ラインジオラマの写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-16.jpg)
沿線風景を再現した、長さ約12メートルサイズの巨大ジオラマ。
![京急ミュージアムの京急ラインジオラマの写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-8.jpg)
羽田空港には宮崎の航空会社ソラシドエアもあった。
宮崎人としては感無量ですよ。
![京急ミュージアムの京急ラインジオラマの写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-14.jpg)
そしてジオラマを走行する鉄道模型(HOゲージ)を、模型の先頭に搭載したカメラ映像を見ながら、本物の800形電車運転台で操作できます。
■料金:1回100円(税込)
イスに座って左足付近に100円投入口があります。
※体験時間:3分程度 実施回数:先着制。状況により体験人数を制限する場合があります。
地味に分かりにくい点ですが、前の人が終わって自分の番になっても、少し時間を置かないと100円投入しても戻ってきます。
回送中の案内 この表示でOK
要は、前の人が終わったら車両が出発地点に戻るまで回送運転になるそうです。
モニターの「回送運転中」が消えたら自分の番です!
![京急ミュージアムの京急ラインジオラマの写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-11.jpg)
走りまくろう。
バスネットワーク
![京急ミュージアムのバスネットワーク写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-31.jpg)
バス運転台を再現したコーナー。
![京急ミュージアムの京急ラインジオラマの写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-30.jpg)
これが完全にリアルでテンション上がります。息子が。
そして息子的にハマったのが、
![京急ミュージアムのバスネットワーク写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-27.jpg)
バスの方向幕(行き先表示)を変えられるやつ!
![京急ミュージアムのバスネットワーク写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-26.jpg)
行き先番号が書いてあるので、
![京急ミュージアムのバスネットワーク写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-23.jpg)
好きな行き先を選んで、「設定」→「500」→「入力」を押すと…
「横浜駅」行きが… 変わった!
行き先が変わった!
これ大人の僕でも楽しくて、いろんなところに行っちゃいました。
![京急ミュージアムのバスネットワーク写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-29.jpg)
降車ボタンを押しまくる息子。
鉄道シミュレーション
![京急ミュージアムの鉄道シミュレーションの写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-22.jpg)
本物の新1000形電車運転台による実写映像の運転シミュレーターを体験できます。
難易度が異なる「初級」「中級」「上級」のほか、小さいお子さまでも安心して参加できる「わくわくコース」の4コースを用意。
それぞれ違う区間を走行体験できます。
■料金:1回500円(税込)
※体験時間:5~7分程度。選択するコース等によって異なります 実施回数:1日30名程度(時間指定・定員制)
![京急ミュージアムの鉄道シミュレーション写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-20.jpg)
鉄道シミュレーションをしなくても、再現された車内で写真撮影なども。
これは「映える(ばえる)!」とか思って座らせた息子の写真をバシャバシャ撮っていましたが…
なんのことはない、リアルなので写真としてみたら「ただ京急車内にいる子」だった…。
マイ車両工場
![京急ミュージアムのマイ車両工場の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-32.jpg)
主に小さな子を対象として、スタッフから京急の車両についての講義を受けたのち、オリジナルデザイン車両の工作体験ができるコーナー。
参加者は、オリジナルの京急車両デザインの鉄道玩具「プラレール」を制作し、マイ車両工場専用のオリジナルボックスに入れて持ち帰ることができます。
■料金:1回1,000円(税込)
※体験時間:30分~1時間 実施回数:1日3~5回開催。各回12名・定員制、同伴者は1名まで。 ©TOMY プラレールは株式会社タカラトミーの登録商標です。
![京急ミュージアムの有料コンテンツ券売機の写真](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/09/keikyu-museum-6.jpg)
鉄道シミュレーションとマイ車両工場の有料コンテンツは、現在、一般利用はできません。整理券配布時の抽選となります。ご注意下さい。
ケイキューブ(屋外展示)
![みなとみらいの京急グループ本社ビル前に設置されている京急電車を模したベンチ](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2019/10/keikyu-building-yokohama-minatomirai-1.jpg)
屋外展示のケイキューブ。
外にあるので誰でも自由に座り放題。
ちゃんと京急それぞれの電車があり、イエローハッピートレインとブルースカイトレインもあります。
![みなとみらいの京急グループ本社ビル前に設置されている京急電車を模したベンチ](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2019/10/keikyu-building-yokohama-minatomirai-2.jpg)
かわいすぎるだろ。
京急ミュージアムのよくある質問
- 駐車場はありますか?
-
ありません。公共交通機関の利用がおすすめです。
- 赤ちゃんのおむつを交換する場所、また授乳スペースはありますか?
-
おむつ交換・授乳スペースがあります。また1階フロアに数ヶ所、ベビーカー置き場もあります。
- 荷物を預けるところはありますか?
-
コインロッカーの設備はありません。
また大きなお荷物を持っての入館はできないので、新高島駅のコインロッカーを利用するなど各自でご対応下さい。
京急ミュージアムまとめ
施設としては大きくないものの、魅力が凝縮されていて、全部のコンテンツが楽しかった!
歴史と楽しさが満載で、子供にとって一石二鳥な場所でした。保護者にとっても勉強になりますよ。
あと、帰りは…「京急線で帰りたい」と子どもが言い出す可能性あるかもです。
うちはそうでした。。。
周辺には、横浜の電車、日本の鉄道についてなど詳しく知れる施設もあるので、そちらもあわせておすすめです!
■京急ミュージアム
・所在地:横浜市西区高島1-2-8 京急グループ本社1階(→Googleマップ)
・交通:みなとみらい線新高島駅直通、横浜駅東口から徒歩7分
・入館料:無料
・営業時間:10:00~17:00(最終入場16:30)※コロナウィルスの影響で変更
・休館日:毎週火曜、年末年始および特定日
・駐車場:なし
・公式サイト:https://www.keikyu.co.jp/museum/
![](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2019/01/hara-model-railway-museum-52-768x576-160x120.jpg)
![](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2020/07/jr-sakuragicho-kyuyoko-gallery2-1-160x120.jpg)
![](https://1201.yokohama/wp-content/uploads/2018/07/2daime-yokohama-station-6-300x225.jpg)