ついに開業した横浜駅西口の駅ビル「JR横浜タワー」の8階〜10階に、9つのスクリーンからなるシネマコンプレックス「T・JOY横浜(ティ・ジョイ)」もオープンしたので、早速映画を観てきました。
JR横浜タワーには、バスタ新宿にも入る商業施設「NEWoMan横浜」や、食の宝庫「CIAL横浜」もあるので、映画の前後も存分に楽しめます。
映画はスマホアプリの「キネパス」を使って予約・購入がおすすめ。
予約時に支払いして(劇場支払いも可)、当日は、発券機にてSuicaまたは会員QRコードをかざすだけで発券できるので楽ですよ。ゆくゆくは発券も不要で改札みたいにSuica入場も予定しているらしい!
※SuicaはKINEZO会員IDとの連携が必要で、劇場の発券機で登録可能。
シァル横浜やニュウマン横浜など、JR横浜タワー内のフードを持ち込める「FOODシネマ」もこのご時世むずかしいかもしれませんが、ゆくゆくは実施されるのを期待しています!
T・ジョイ横浜について
新しい映画館の「T・ジョイ横浜」は、JR横浜タワーの8階〜10階に入ります。
最高の映画鑑賞体験を提供すべく、T・ジョイ横浜のメインシアターには、スクリーン上の世界にいるような没入感を体験できる神奈川初で3フロアぶち抜きの「DOLBY CINEMA(ドルビーシネマ)」が導入されています。後述。
・8階…シアター1〜4、売店、フード&ドリンク売り場、トイレ
・9階…一般利用可能な無料ラウンジ
・10階…シアター5〜9、フード&ドリンク売り場(小さめ)、トイレ
8階のロビー中央には劇場案内をしてくれるコンシェルジュが常駐しています。
授乳室の使用やベビーカーのお預かり、車椅子の方の案内なども対応しているそうなので気軽に声をかけてみて下さい。
8階は座席数が少なめのシアター1~3と、ドルビーシネマ(シアター4)があります。
ドルビーシネマは3フロアぶち抜きの8階から10階にまたがった327+車いす2席で、シネコン全シアター1,230席の約4分の1を占めるメインシアターです。
利用しましたが、、、
大変申し訳ないのですが、個人的には桜木町ブルク13のIMAXシアター同様、僕にはちょっと音がデカすぎる…かな。大迫力は間違いないです!
他に特徴的な施設としては、
9階にあるラウンジ。
誰でも利用できるスペースで、上映開始までちょっと時間ができたときなどは時間を潰せます。
9階フロアはラウンジのみで、映画を鑑賞できるシアターはありません。
かなり思い切ってるな。
それと、
10階通路には壁にソファがあったりも。
誰かと映画に行くと、トイレ待ちとかでまったりして手持ち無沙汰になる瞬間があるので、地味に嬉しい。
10階は細長い通路が印象的で、白を基調にした明るい印象です。
T・ジョイ横浜の体験レポート
いざ、映画を。
オープン半年で10回以上観に行っているので(その内3ヶ月くらいはコロナで自粛)、庭みたいな感じです ※2020年12月現在。
まずは映画館のアプリ「キネパス」で予約して、劇場に着いたら券売機で発券。
そして腹が減っては映画も観れぬということで、
8階で食料調達。
しこたま買い込みます。
映画館で食べるポップコーンは、なぜ美味しさ2割増なのだろうか…。
キャラメルポップコーンは個人的にマストアイテムだけれど、キャラメルのかかってない無礼なヤツもけっこう混じってるので、いつかキャラメルだけのポップコーンを販売してくれないかな………。
メニューはこんな感じ。
ライ麦ドッグは歯ごたえある系かと思いきや柔らかくて食べやすかった。
ちなみに、フード&ドリンク売場と発券機は8階以外に、10階にもあります。
シアター5〜9の人は10階で購入してもいいですね。
映画まで時間に余裕があったので、
9階ラウンジで時間を潰します。
開場の時間になったら移動です。
今回鑑賞したのは10階のシアター5。
客席数は127+(車いす2)と、Tジョイ横浜の中では中程度のスケールかな。
座り心地は無問題。
サラサラすべすべの触り心地でした。
T・ジョイ横浜ではアプリの事前予約がおすすめ
各映画館、いろんな予約システムがありますが、Tジョイ横浜では「キネパス」アプリがおすすめ。
※KINEZO PASSPORTの略だそうです。
ちなみに、このキネパスは桜木町駅のブルク13でも利用できます。
アプリで気軽に事前予約ができてるし、オンライン決済の他に“あとから決済”も可能。
予約段階で選べばムビチケも利用できます。
“あとから決済”
劇場端末で、現金・クレジットカード・各種電子マネーにて支払いができます。オンライン決済も可能。
ただし、午前10:59までの上映開始作品の場合は15分前まで、午前11:00以降の上映開始作品の場合は30分前に決済を完了させないと自動キャンセル扱いになるので注意。
今回はオンライン予約していたので、QRコードにて発券。
この発券機で、事前にSuicaとKINEZO会員IDを連携登録させれば、Suicaで発券もできるようになります。
そしてなんと、いずれは発券不要でSuica入場が可能になるそうです!
ブルク13もうそうですが、Tジョイ横浜のこのキネパスアプリ(会員サービス)の他社に負けるポイントは、6回観たら1回映画鑑賞無料みたいな無料鑑賞サービスがないところ。
これは他社の方が絶対に良い。
そもそもティ・ジョイ(T・JOY)とは?
シネマコンプレックスの一つである当映画館。
日本では、イオングループのイオンシネマ(旧ワーナーマイカル)、ローソン傘下のユナイテッド・シネマ、東急系の109シネマズ、映画会社系だと東宝のTOHOシネマズ、松竹のMOVIX、東映のT・JOYあたりが有名どころ。
横浜駅近辺で言うと、ムービルは東急の109シネマズグループ、横浜ブルク13はT・ジョイが劇場を運営(厳密に言うと横浜ブルク13は、東急・松竹・東映(T・JOY)の共同経営)。
このたび横浜駅西口にできる東映単体の新しい映画館が「T・ジョイ横浜」になります。
T・ジョイ横浜の施設概要
■店舗名称
T・ジョイ横浜(ティジョイヨコハマ)
■開業日
2020年5月30日(土) → 6月24日(水)
■所在地
神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 JR横浜タワー内8階
■施設規模
9スクリーン 合計1,230席(車椅子スペース18席含)
全スクリーン最新型RGB 4Kレーザープロジェクター導入
■URL
https://tjoy.jp/t-joy_yokohama
DOLBY CINEMA(ドルビーシネマ)とは?
「DOLBY CINEMA(ドルビーシネマ)」は、ドラマチックな映像と心揺さぶる音響のパワフルな技術に、映画を体験するために最適化されたシアターデザインを組み合わせることより、完全に映画に没入する究極のシネマ体験をお届けします。
「DOLBY CINEMA」の特徴
(1)最先端の光学・映像処理技術を採用した「Dolby Vision® (ドルビービジョン) プロジェクションシステム」によって、他の映像技術を凌駕し、広色域で鮮明な色彩と幅広いコントラストを表現するハイダイナミックレンジ(HDR)映像を実現します。
(2)立体音響技術の「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」は、これまでにないリアルなサウンドでシアター内を満たし、音を制作者の意図通りに縦横無尽に空間内を移動させることで、まるで作品の中に入り込んでしまったかの様な臨場感を提供します。
(3)「DOLBY CINEMA」のシアター内は、すべてのお客様に最高の体験をご提供できるよう、材料が厳選され、音響デザイン、および座席配置が最適化されています。また、特徴的なエントランスであるAVP(オーディオ・ビジュアル・パス)によって、シアターに入る瞬間から作品の世界観に没入することが出来ます。
T・ジョイ横浜まとめ
特に横浜駅は大きなハブ駅にも関わらず、映画館は西口のムービルしかなかったので今回の“直結”映画館は、映画ファンとしてはかなり嬉しい。
かと言って、昔ながらのムービルが潰れないかも心配でもある…。ちょっとした系列とはいえ。
また神奈川初のドルビーシネマも絶対に体感してみたいので、また必ず行きたいと思います。
オープン前のプレスリリース段階では、JR横浜タワー内のショップと連携して弁当や惣菜、スイーツなどを持ち込んで鑑賞する「FOODシネマ(フードシネマ)」の導入も示唆されていました。コロナの現状じゃむずかしいようですが、いずれは導入されるのを期待します!ニオイの強くない食べ物持ち込みに限りますが…。
これで横浜駅の永遠どこかしら工事中もひと区切り…と思いきや、またどこかしら工事が始まるでしょうね。もはや工事も装飾の一つなのか…?