みなとみらい線日本大通り駅の目の前、横浜港郵便局や横浜開港資料館と同じブロックにて「横浜日本大通りプロジェクト(仮称)アーバンネット横浜ビル建替え計画新築工事」が進行中。
地上17階・地下2階建ての建物で、1階~17階にはサービスレジデンスCitadines(シタディーン)が入り、2023年夏の開業を目指します。
横浜駅から日本大通りまでの横浜都心・臨海地域にホテル建設が集中、近くにはハイアットリージェンシーも2020年にオープンしていますが、シタディーンは少し毛色の違うホテルになりそうです。
横浜日本大通りプロジェクトとは
みなとみらい線日本大通り駅からすぐ、アーバンネット横浜ビルの建て替え計画で、NTT都市開発株式会社によって開発が進められている横浜日本大通りプロジェクト。
同施設内におけるホテルの運営委託契約をアスコット社が締結しました。
アスコット社は、世界30カ国180都市で「アスコット」「サマセット」「シタディーン」「ライフ」など計13ブランドの宿泊施設を展開。その中の1つサービスレジデンスブランド「Citadines(シタディーン)」が、2023年夏に同ブランドの国内5軒目として、初めて横浜に開業します。
「Citadines(シタディーン)」は、ゆったりとした間取り、キッチンや洗濯乾燥機が備え付けられた客室があるなど、1泊からの短期のレジャーでの滞在やビジネスでのご利用はもちろん、1か月以上の長期滞在もできます。
ホテル設備に加え、長期滞在型にも対応しキッチンや洗濯機などの日常機能も備えた施設。ウィークリーマンションの高級版のようなイメージ。
横浜日本大通りプロジェクト 計画概要
■プロジェクト名称
横浜日本大通りプロジェクト
(仮称)アーバンネット横浜ビル建替え計画新築工事
■所在地
神奈川県横浜市中区日本大通5番2(地番)
■建築規模
地上17階・地下2階(ホテルは1階~17階)
敷地面積1,593.17㎡、延床面積約13,800㎡
■客室
・客室数:242室 ※予定
・客室面積:約24㎡~99㎡/スタジオタイプ~2ベッドルーム
■開業
2023年夏予定(着工:2020年3月)
■施設用途
ホテル「Citadines(シタディーン)」、店舗2区画を予定
■事業主
NTT都市開発株式会社
ホテル運営会社:アスコット社
(仮称)アーバンネット横浜建替計画 当初の完成イメージ
以下は、当プロジェクト発表時(2018年12月)の情報です。
品格のある景観基準
みなとみらいもそうだけど、この関内近辺エリアにおけるビル建設も景観基準がものすごく厳しくて、さまざまな制約があるそうです。
“歴史的街並みを多く残す関内にふさわしい、品格のある外観を形成する”ということで、遠景・中景・近景それぞれにテーマみたいなのがあった。しかも階層によっても取り決めが。
■高層部
業務エリアである、関内地区らしい横連窓のデザイン
■基壇部
歴史的建造物の高さに合わせて基壇部の高さを計画し、街並みに配慮したデザイン
■低層部
・通りのにぎわいを創出するため、重点歩行者ネットワーク街路と交差点に面する形で店舗を設置し、通りからにぎわいが感じられるようにガラス張りにする等の工夫を図る。
・本町通り側に街路樹を配置することで、日本大通り、大桟橋通りの豊かな緑をつなぐ、緑のネットワークを形成する。
・地下鉄の出入口を新たに設置し、大桟橋への新たな玄関口を作ることを検討中。
まだ決定ではないけれど当施設への駅直結出口が完成し、大さん橋方面へアクセスしやすくなれば人の流れも変わるかもしれませんね。道路渡れば出口があるっちゃあるんだけども。
完成イメージとか
シルクセンター側から見た完成予想図。中央のビルがCGイメージです。
港郵便局越しに見た完成イメージCG。
夜のイメージCG。
横浜日本大通りプロジェクト 建設工事写真
2018年12月の様子
まだ解体工事段階です。
ちなみに、この土地の一角には、
「電話交換創始之地」があります。
2021年7月の様子
着工から約1年ちょっと経ち、基礎部分が進み始めています。
所在地 | 〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通5-2(Googleマップ→) |
最寄駅 | みなとみらい線日本大通り駅直結 |
駐車場 | 52台 ※予定 |
客室 | 242室/1階〜17階 ※予定 |
開業日 | 2023年夏予定 |