今ある横浜駅は“三代目”で、初代横浜駅は、現在の桜木町駅の場所にあったというのは有名な話。では、“二代目”はどこにあるのか…ということで行ってみた。

市営地下鉄ブルーライン線「高島町駅」近くの『高島町交差点』すぐそば。↑右端のレンガ色マンションの1Fにあります。現在の横浜駅と桜木町駅の中間地点くらいのところ。
ちなみに、そのすぐ前には、東急東横線『高島町駅』跡がいまだに残っています。

二代目横浜駅跡地

二代目横浜駅の遺構があるマンションの隣は、小さな公園。

この自転車を左に折れると…

二代目横浜駅の遺構が鎮座。

大正4年(1915年)8月15日に開業後、大正12年9月1日に関東大震災で焼失。わずか8年しか存在しなかった「幻の駅」と言われているそう。

この遺構は、駅舎の基礎部分にあたります。が、しかし…

こんなむき出しなんだ…と驚き。

遺構むき出し。歴史むき出し。

奥にある木の部分が、小さな公園。

その小さな公園側からの写真。
横浜市には、こういう遺構がいたるところにあって歴史を肌で感じられるので、たまに一人で感慨深くたそがれています。今ある巨大ターミナル、横浜駅の歴史の一部がこんなところに…という感動。
この遺構の向かい側にある線路には、いまだに東横線「高島町駅」跡が残されています。
東横線「高島町駅」跡地

2004年にみなとみらい線が開通し、東横線「桜木町駅」とともに廃駅となったものの、跡地はまだ整備されておらず…

塀の中をすき間から撮影するとこんな感じ。

高架式なのでホームは2Fにあり、階段らしきものもまだありました。ホームはまだ残されており、JR線の電車の中から高島町駅ホーム跡地が見れます。
2021年には遊歩道として整備される…なんてネットに書いてあったけど本当だろうか。
桜木町駅→横浜駅を走るJR根岸線の中から撮影してみました。
電車から見る東横線「高島町駅」跡

線路は残っていないものの、跡はあり。

あれ?一部整備されていた。

そして、これが東急東横線 旧「高島町駅」の跡。
「東急東横線なら、中華街へ一直線!
元町・中華街←横浜高速みなとみらい線 直通運転→渋谷」という看板が現存。
隣に人がいたので無音カメラで撮ったら解像度悪くてブレブレすまぬ。

旧「高島町駅」のプラットホーム。いずれ壊されるんだろうね…。
二代目横浜駅 基礎等遺構
住所 | 〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島2丁目1 |
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最寄駅 | 市営地下鉄ブルーライン線『高島町駅』から徒歩2分 各線『横浜駅(東口)』から徒歩8分 |



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