[2022年1月更新]戦後初の前年割れ!神奈川県横浜市の人口推移まとめ。区別の人口ランキングも掲載

政令指定都市でもあり、全国の市町村の中で最も人口が多い神奈川県横浜市。

日本全体でも少子高齢化の流れで人口も微減していますが、横浜市では微増だけれど人口が増えています。

東京五輪単体を考えると、ひと夏のイベントに過ぎないかもしれませんが、それに合わせてホテルや商業施設などの新店舗・再開発が行われているのも事実…と予想されていましたが新型コリなウイルスの影響で1年延期となり、実際に開催されたとは言え野球・ソフトボール会場となった横浜スタジアムも開催期間中は近寄れないほど厳重警戒の無観客。

オリンピックによる集客が巻き起こす経済効果…というのは横浜市では感じられませんでした。

さらに横浜市で言うと、特定都市再生緊急整備地域に指定されている「横浜都心・臨海地域(横浜駅・みなとみらい・北仲通周辺)」の再開発状況がすさまじい。

関連:横浜みなとみらい周辺の再開発マップ[横浜駅・北仲通・みなとみらい]
 

そういう影響もあって、2023年頃までは人口および就業人口は手堅く右肩上がりが続くと思われます。
※超個人的な意見です。

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目次

【最新版】2022年の横浜の人口推移

横浜市の人口(2022年1月1日時点)

人口総数:3,772,029人
対前月比:−1,953人
対前年同月比:−4,257人

※世帯数と人口は、2015年国勢調査結果(確定値)を基礎とし、住民基本台帳法及び戸籍法の定める届出等の増減を加減して推計しています。

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横浜市の区別人口ランキング

※2022年1月時点の数値になります。( )カッコ内は前年同月比

①港北区35万9,521人+994人
②青葉区31万1,146人+137人
③鶴見区29万5,580人−1,567人
④戸塚区28万4,084人+220人
⑤神奈川区24万7,444人+335人
⑥旭区24万3,359人−1,441人
⑦港南区21万5,222人+123人
⑧都筑区21万4,891人+1,489人
⑨保土ヶ谷区20万6,631人−1,018人
⑩金沢区19万7,646人−950人
⑪南区19万7,517人−579人
⑫緑区18万3,222人−106人
⑬磯子区16万6,260人−380人
⑭泉区15万2,087人−252人
⑮中区15万271人−1,118人
⑯瀬谷区12万2,052人−428人
⑰栄区12万613人+562人
⑱西区10万4,483人−278人

やはり住宅街が強いですね。
旭区を抜いて、神奈川区が5位に浮上しました。

横浜市の前年比人口比較

スクロールできます
2018年1月世帯数:167万4,601、人口総数:373万3,084
2019年1月世帯数:169万2,610(+18,009)、人口総数:374万944人(+7,860人)
2020年1月世帯数:171万3,356(+20,746)、人口総数:374万9,929人(+8,985人)
2021年1月世帯数:175万4,256(+41,208)、人口総数:377万7,113人(+27,184人)
2022年1月世帯数:176万6,617(+12,361)、人口総数:377万2,029人(−4,257人)
筆者:1201

2021年1月から1年間で、横浜市の人口は4,257人も減りました!前年割れは戦後初とのこと!

ただし世帯数は12,053世帯も増加

「なんで世帯数が12,000も増えたのに、人口は4000減…?」

と疑問に思っていました。
世帯が1増えたら、人口も最低1以上増えるから、増減は人口数の方が大きくなるはずだと。

でもそうじゃなかった。
単独世帯や核家族が増えているんだそうです。

極端な話、横浜市在住のAさん世帯(6人家族)が、一家離散してそれぞれが横浜市内で単独世帯になったら、人口は変わらないけど世帯数は+5増える…みたいな。

なるほど、勉強になります。

過去から現在までの横浜の人口推移

1920年代からの人口推移

横浜市の人口推移グラフ
  • 1920年・・・42万2,938人
  • 1930年・・・62万306人
  • 1940年・・・96万8,091人
  • 1950年・・・95万1,189人
  • 1960年・・・137万5,710人
  • 1970年・・・223万8,264人
  • 1980年・・・277万3,674人
  • 1990年・・・322万350人
  • 2000年・・・342万6,056人
  • 2010年・・・369万1,693人
  • 2019年・・・374万944人
  • 2020年・・・374万9,929人
  • 2021年・・・377万7,113人
  • 2022年・・・377万2,029人

横浜市の人口:まとめ

横浜市の中では港北区が最も人口が多いけれど、2019年から2020年にかけての1年間で最も人口が増えたのも港北区。
2,000人以上増えている…。

みなとみらいの再開発ラッシュで、就業人口も居住人口も増えると思えっていましたが、2022年は戦後初めて前年を下回る人口減。出生数が死亡数を大幅に下回ったほか、市外からの転入者数が伸び悩んだことが要因とのことです。

子育て対策などはあまり良い評判を聞かない横浜市。
これから少子高齢化が加速する中、いかに子育て世代を確保できるかが課題になりそうです。

世帯数と人口は、2015年国勢調査結果(確定値)を基礎とし、住民基本台帳法及び戸籍法の定める届出等の増減を加減して推計しています。

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