イオンモールは、2019年に閉店した横浜駅西口近くの「ダイエー横浜西口店」跡地について、非鉄金属加工の権田金属工業や都市再生機構(UR)と共同で、賃貸住宅と商業施設が入る複合施設を開発すると発表しました。

2023年秋に「(仮称)イオンモール横浜西口」として商業施設を開業、そして2025年1月に賃貸住宅の竣工を予定しています。

横浜駅周辺も新たな店舗の誕生が多くなっていますが、歴史あるこのダイエー跡地の活性化にも期待です。
「(仮称)イオンモール横浜西口」について
“YOKOHAMA LIFE BASE”をコンセプトに、隣接する横浜ビブレ(イオンモール関連会社の株式会社OPAが運営)と併せ、横浜駅西口エリアの商業環境のにぎわいに寄与できる施設として創造。
イオンモール株式会社の子会社で、商業施設のオーパやビブレ、横浜ワールドポーターズを運営。
権田金属工業が商業施設を、URが住宅施設を建築し、イオンモールは権田金属工業と賃貸借契約を結び商業施設を運営します。
「(仮称)イオンモール横浜西口」の計画概要
■所在地
〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2-16-1(→Googleマップ)
敷地面積:約7,000㎡
■(1)商業施設
・建物設置者:権田金属工業株式会社
・運営管理者:イオンモール株式会社
・面積:延べ床面積3万5000㎡、売り場面積2万㎡
・開業予定:2023年秋開業予定
■(2)住宅施設
・建物設置者:独立行政法人都市再生機構
・面積:延べ床面積2万㎡
・戸数:約250戸、1DK〜2DK(30〜50㎡)の間取りを予定
・竣工予定:2025年1月竣工予定
※駐車場(162台収容)も設置予定
商業施設と住宅施設は連絡通路で結び、商業施設の前は一般開放されたオープンスペースも予定。商業施設1階部分にはイオンが入る予定とのことです(2019年1月時点の情報)。
ダイエー横浜西口店の跡地利用
ダイエー横浜西口店は1968年に、前身のスーパーマーケット「サンコー横浜西口店」としてオープンしたのが始まり。


本館(地上2階)と新館(地上7階)の棟からなり、本館の上層階にはUR都市機構管理の「南幸市街地住宅」もありました。ダイエー横浜西口店は、横浜で創業した権田金属工業株式会社の工場跡地に建てた「第一・第二権田ビル」に入居している、という位置付けらしいですね。
施設老朽化により、耐震工事よりも建て替えの方が懸命という判断で、2019年2月11日、ようやく施設の閉店となりました。


当然ながら上層階のUR都市機構「南幸市街地住宅」も閉鎖。
跡地利用の再開発に期待です。
ダイエー横浜西口店の跡地利用まとめ
長らく地域住民に親しまれてきたダイエーも閉店。
施設老朽化には勝てません。
計画当初の情報が間違いないのであれば、「ダイエー+UR賃貸住宅」だった施設が、「イオン+UR賃貸住宅」に生まれ変わるので…そのまま生まれ変わる感じですかね(´・ω・`)
やはりあそこは超一等地なので、施設が誕生する2023年秋までは寂しいですが、新しく何かを建設すると決めたからには良い施設ができることを期待しています。ビブレとともに活性化してくれたら。
めちゃくちゃデカイ本屋さん「あおい書店(→ブックファースト)」も便利でよく利用していたので、本屋さんとかも入ると嬉しいなぁ。



あわよくばクレープ屋さんの「ディッパーダン」や100円ショップ「キャンドゥ」、「ドムドムバーガー」、「レコファン」…むずかしいかぁ〜…(T_T)

