JR東日本グループでは、2020年3月以降、山手線沿線をはじめとする首都圏エリアのエキナカ商業空間の開発を活発化しており、飯田橋・有楽町・横浜の3施設では、渋谷スクランブルスクエアに続き、業態編集型の新ブランド「エキュートエディション」を展開。
横浜では、横浜駅のJR改札内に新設されるコンコース周辺に 「エキュートエディション横浜」がオープンしました。
横浜DeNAベイスターズが運営するビアカフェ「カフェ&ビア アンド・ナイン」や「 横浜すし好」、横浜エリア初の会員制シェアオフィス「ステーションデスク横浜」など5つのテナントで構成されます。
新型コロナウィルスの影響で当面のあいだ営業時間が異なりますのでご注意下さい。
また、JR横浜駅の中央南改札と南改札をつなぐ通路と、待ち合わせに使える改札内広場「SOUTH COURT(サウスコート)」も誕生しました。
「エキュートエディション横浜」はバリアフリー通路に加え、各ホームへとつながるエレベーターも設置されたので、ベビーカーや車椅子の方にも優しい導線設計になっています。
エキュートエディション横浜
横浜駅の中央南改札と南改札の間に、新エリア「エキュートエディション横浜」が誕生し、改札内には飲食店を中心とした5つのショップがオープンしました。
仕事やお出かけの行き帰りのすきま時間に、お買い物の合間に、コーヒーを 片手に一息入れたり、シェアオフィスでちょっとお仕事。その日の気分で日本酒、ビール、ワインを チョイスして「ちょい飲み」できる、それぞれに特徴あるショップが揃います。
エキュートエディション横浜の構成テナント
「エキュートエディション横浜」は、4つの飲食店と1つのシェアオフィスで構成されます。
- ビアカフェ「COFFEE AND BEER &9」※エキナカ初
- 寿司&日本酒バー「横浜すし好」※新業態
- ワインバル・カフェ「matsu e mon YOKOHAMA」※新業態
- カフェ「5 CROSSTIES COFFEE」
- 会員制シェアオフィス「STATION DESK横浜」※横浜エリア初
COFFEE AND BEER &9(カフェ&ビア アンド・ナイン)
横浜DeNAベイスターズが展開する飲食店舗「&9(アンド・ナイン)」の2号店「COFFEE AND BEER &9(コーヒーアンドビア アンド・ナイン)」です。
上質なスペシャリティコーヒーと球団オリジナル醸造ビールを中心とした商品をご用意し、朝のモーニングから夜のディナータイムまで営業。
店舗デザインには各所に野球要素がちりばめられており、ベイスターズの選手が実使用したバットを使ったビアタップ、スコアボード風のインテリア、グラブレザーを使用した小物、選手ロッカーをイメージした荷物棚など、横浜DeNAベイスターズを感じさせる店舗設計になっています。
■営業時間
7:00~23:00
定休日は、エキュートエディション横浜に準じます。
■座席数
42席(カウンター12席、テーブル席30席)
横浜すし好
明朗会計のすし店の先がけとして東京都内で店舗展開している築地すし好からの新業態「横浜すし好 -YOKOHAMA SUSHIKO-」。
ブランドコンセプトは、「美味しいお寿司と神奈川の地酒や全国の銘酒・地酒が楽しめるお店」となっています。
■営業時間
8:00~23:00
定休日は、エキュートエディション横浜に準じます。
マツエモン ヨコハマ
コーヒーを飲みたい方もお酒を楽しみたい方も一緒に楽しめる、ワイナリーが手掛ける本格ワインバル「matsu e mon YOKOHAMA(松右衛門 横浜/マツエモン ヨコハマ)」。
スペインのバルのように入口の冷蔵ショーケースには、ピンチョスなどすぐに食べられる小さなお料理が豊富に並びます。 他にも「特製ワイン仕込みローストビーフの厚切りプレート」など、しっかりとお腹にたまる お肉料理やワインに合うお料理を豊富に取り揃えます。
■営業時間
8:00~23:00
定休日は、エキュートエディション横浜に準じます。
5 CROSSTIES COFFEE
「a cup of idea(一杯のアイデア)」をブランドコンセプトに、こだわりのコーヒーと食で気持ちを切り替え新しい アイデアが溢れてくる場所を提供するカフェ「 5 CROSSTIES COFFEE(ファイブクロスティーズコーヒー)」。
農園や産地にこだわったコーヒー豆をハンドドリップ抽出で楽しむことができます。
■営業時間
7:00~23:00
定休日は、エキュートエディション横浜に準じます。
STATION DESK 横浜
「働く人の“1秒”を大切に」をコンセプトに、JR東日本が提供する駅ナカシェアオフィス「STATION DESK 横浜(ステーションデスク横浜)」が横浜駅のエキナカにオープン。
シートはすべてプライバシーに配慮した個室タイプで、フォンブ ースやフリードリンクも利用可能となっています。
■営業時間
7:00~21:30
定休日は、エキュートエディション横浜に準じます。
横浜駅には、西口の「ニュウマン横浜」内に誕生した、同じJR東日本グループの会員制ワークスペース「ステーションスイッチ」もあります。
待ち合わせ広場「サウスコート」
「エキュート エディション横浜」の開業に伴い、中央南改札と南改札をつなぐ新たな改札内通路および各ホームへ向かうエレベーターが使用開始となり、バリアフリールートも整備されました。
そして横浜駅に初めて、改札内での待ち合わせに利用できる広場「SOUTH COURT(サウスコート)」が誕生。
待合広場には、大型のモニターやデジタルサイネージが設置され、横浜の魅力を発信するコンテンツの配信が予定されています。
また「エキュートエディション横浜」には、横浜に縁があるアーティストの作品が点在しています。
「エキュートエディション横浜」まとめ
神奈川県で最も利用者数が多く、日本でも乗降車数トップ10に入るほどの横浜駅ですが、他のターミナル駅に比べると圧倒的にエキナカ(改札内施設)が弱かった印象。
構造から言っても、中央南改札・中央北改札内を充実させるのはなかなか至難の業で、それこそ永遠に未完の駅となる可能性大です。
とは言え、そんな中、小ぶりでありながらも改札内が充実するのは嬉しいニュースです。中央南改札と南改札が行き来できるのは、利用者(特に横浜駅初体験者)にとってはありがたいのでは。
改札内待ち合わせも個人的によく使うかもしれません。
そしてJR東日本では、JR横浜駅を中心としたJR東日本グループが運営する周辺の商業施設一帯を一つの大きな街と捉え、ファッション・グルメ・カルチャー・ホテル・スポーツ・ビジネスなど、たくさんの個性が行き交う未来ターミナルへと進化させていく「YOKOHAMA Station City」なるものがスタート。
“横浜駅は、横浜の街とともに。人とともに。 Yokohama Station with Yokohama!”というコミュニケーションワードのもと、イベントスペースのトータル管理・運営などを通じて、JR東日本グループ一体で JR横浜駅のイメージ向上および、駅周辺エリアの活性化に取り組んでいくそうで、パリ在住のイラストレーターを起用してシンボルマークも作成とのこと。
いや、そこまで“横浜”を推すなら、シンボルマークとかは横浜に縁のある人の方がいいのでは…と個人的に思う。
しかも視認性・可読性が低い色合い…。
すみません、そこだけはどうなのかなと思っちゃいました。
が、横浜駅自体は今後も最大限に利用させていただきます!
※改札外から当店をご利用の場合は、JR東日本 横浜駅を区間に含んだ乗車券類、または入場券(140円)をお買い求めのうえ、ご入場ください。
Suica等の交通系ICおよび定期券は、入場券としてはご利用いただけません。