新綱島駅前に木造商業施設が2026年開業「池谷家住宅主屋」も改修工事

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2023年3月の新綱島駅開業以降、新綱島駅直結の複合施設「新綱島スクエア」が開業したりと街のインフラ整備が進んでいる綱島駅周辺エリア。

東急株式会社、住友林業株式会社、株式会社再生建築研究所は、東急新横浜線 新綱島駅前で計画する「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」において、2棟の木造商業施設の新築工事に着手しています。

「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」のイメージパース

本施設は飲食店舗、物販店舗、事務所としての活用を目的とし、2026年度下期の開業を予定。

あわせて築168年の歴史的建造物「池谷家住宅主屋(いけのやけじゅうたくおもや)」の改修も推進、本プロジェクトは、新綱島駅前の個人所有の敷地において、敷地中央の古民家を囲むように低層の商業施設を新築し、周辺の開発事業と調和しながら地域のさらなるにぎわいを創出することを目的としています。

筆者:1201

築168年ということは、1857年の創建!つまり…横浜開港(1859年)の2年前に建てられたのか…!

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目次

「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」について

「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」のイメージパース
池谷家住宅主屋(改修前)

本プロジェクトで改修する築168年の古民家は、2024年1月に横浜市認定歴史的建造物に認定、同年11月に横浜市特定景観形成歴史的建造物に指定されました。

改修にあたっては、建物の外観や間取りを極力維持しつつ、耐震性の向上や設備の更新を図り、収益性のある用途への転換を目指しています。

「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」のイメージパース

古民家を囲むように、内外装に木材を多用した純木造2階建ての低層商業施設を配棟し、道路に対して店舗の顔をつくることで、新綱島駅周辺の他施設との調和を図り、まちのにぎわいを創出。

「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」のイメージパース
「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」のイメージパース

1階部分には、商品やベンチなどを配置できるスペースを設け、建物の内外がつながる縁側のような空間を演出することで、訪れる人々に開かれた温もりのある商業空間を実現します。

「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」計画概要

「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」のイメージマップ
新綱島駅周辺地区土地区画整理事業
「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」の空撮
本プロジェクト計画地(空撮)

■事業名称
(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト

■計画地
横浜市港北区綱島東1丁目1161番外(地番)

■敷地面積
約7,757㎡

■延床面積
・古民家 約348㎡ ※予定
・木造商業施設 約1,398㎡、約1,203㎡ ※予定

■構造
・古民家 木造平屋
・木造商業施設 A棟・B棟 木造2階建て(木造軸組工法)

■用途
飲食店舗、物販店舗、事務所など ※予定

■開業時期
2026年度下期 ※予定

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