横浜駅西口の新たなシンボルとなる「JR横浜タワー」と、歩行者デッキで接続された「JR横浜鶴屋町ビル」が2020年6月、オープンを迎えました。
主要施設としてJR横浜タワーには、食の専門店の集積「CIAL横浜」、上質で本物を求める大人の女性をメインターゲットにした「ニュウマン横浜」、横浜駅直結&神奈川初のドルビーシネマ導入の「T・ジョイ横浜」、会員制ワークスペース「STATION SWITCH」、
JR横浜鶴屋町ビルには「CIAL横浜ANNEX」、スーパーマケット「文化堂」、「JR東日本ホテルメッツ横浜」、大型駐車場「JR横浜パーキング」などがあります。
ちなみに同時期に、お隣JR桜木町駅には「JR桜木町ビル」も開業しました。
【決定】JR横浜タワー・JR横浜鶴屋町ビル開業日一覧
新型コロナウィルスの影響日より、開業日が延期になっていましたが、このたび延期後の正式な開業日が決定しました。
当面のあいだ、臨時の営業時間になる施設も多くあるのでご注意下さい。
(仮称)横浜駅西口開発ビル計画
当計画は横浜駅西口直結の駅前棟(JR横浜タワー)と、そこから歩行者デッキ「はまレールウォーク」で接続された鶴屋町棟(JR横浜鶴屋町ビル)の2棟で構成されています。
また、すぐ近くの鶴屋町エリアには、当計画の2棟とは別に高層ビル建設が進行中。
JR横浜タワーについて
開業にあわせて、横浜駅周辺の回遊性を高める近隣各所との接続や、待ち合わせや憩いの場となる複数のオープンスペースのほか、官民連携した「観光案内所」・「横浜駅周辺総合防災センター」といった施設も使用開始に。
↑観光案内所は、横浜駅の中央通路にあった案内所がニュウマン横浜2階に移転となりました。
なお、オフィスは2020年4月以降、順次稼働します。
また、働き方の変化に対応したワークスペース「STATION SWITCH」も設置されます。
JR横浜タワー主要施設:シァル横浜(地下3階~地下1階)
主要施設は地下3階~地下1階のシァル横浜、1階~10階のニュウマン横浜、8階~10階の映画館T・ジョイ横浜、12階~26階のオフィス。
※オフィスの紹介は割愛します。
シァル横浜は、1962年に誕生し、2011年に閉店した経緯がありましたが2020年、横浜駅西口に復活します。
地下1階は、スイーツ・グロッサリー・カフェなどちょっと上質なお買い物を気軽に楽しめるフロア、地下2階は上質な食材・惣菜・生鮮食品を揃えた食品売場、地下3階には、お気に入りの立ち寄りスペースとして利用できるフードホール「バル&キッチン ハマチカ」も。
JR横浜タワー主要施設:ニュウマン横浜(1階~10階)
バスタ新宿に入っている商業施設が横浜に初上陸。母体はルミネです。
【ショップ構成:合計115店舗】
■ファッション・ファッション雑貨…42ショップ
■レストラン・カフェ・食品…28ショップ
■コスメ…15ショップ
■ライフスタイル雑貨…17ショップ
■サービス…8ショップ
■NEWoMan Lab…5区画
JR横浜タワー主要施設:T・ジョイ横浜(8階~10階)
9スクリーン(合計1,230席:車椅子スペース18席含)のシネマコンプレックス。
最先端の映像技術と立体音響技術により、スクリーン上の世界にいるような没入感を体験できる「DOLBY CINEMA(ドルビーシネマ)」を導入。
桜木町駅にある映画館横浜ブルク13も運営する東映グループです。
JR横浜タワー1〜4階:アトリウム
横浜駅の新しい顔となる、4層吹き抜けの明るく開放的な空間。
歩行者ネットワークの起点となり、様々な場所にアクセスできます。
2階はライブやトークショーなどのイベントが行える約100㎡の「ライブステージ」を整備。
2~4階はコンコースやステージ、駅を出入りする電車を見下ろせる「街のラウンジ」としても利用が可能に。
壁面には約5m×9mの超大型ビジョンを設置し、プロモーションなどで利用するほか、ステージで行われるイベントと連動し、ライブ感のある体験を提供します。
JR横浜タワー2階:観光案内所
アトリウムの2階には、ラウンジと一体で利用することができる観光案内所を横浜市が設置。
外国人観光客にも対応し、常時3か国語以上での案内を実施します。
Wi-Fiも整備。
JR横浜タワー12階:屋上広場「うみそらデッキ」
横浜港や横浜ベイブリッジが一望できる屋上広場「うみそらデッキ」。
ベンチやテーブル、カウンターなどを配置し、幅広い世代が憩える場所です。また桜や紅葉などの木々を植えることで、環境に優しいまちづくりを行います。
広場のアイコンとして「YOKOHAMA」の文字を象ったオブジェを設置し、横浜駅の新たなシンボルとなる場所を目指します。
JR横浜タワー12・13階:ワークスペース「STATION SWITCH」
法人や個人を対象とした会員制の個室、ブース席、ラウンジ席などを設けた「STATIONSWITCH」も。
働き方の変化に対応したワークスペースとなっています。
他にも3階には、横浜駅周辺の混乱防止や来街者の安全を確保するための活動拠点「横浜駅周辺総合防災センター」も設けられます。
JR横浜鶴屋町ビル
JR横浜タワーからほど近くに誕生する「JR横浜鶴屋町」ビルでは、宿泊特化型ホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜」および商業施設「CIAL横浜 ANNEX」が誕生します。
CIAL横浜ANNEXには、スーパーマーケットの文化堂もオープン。
また、フィットネスクラブ「ジェクサー・フィットネス&スパ 横浜」や保育所、駐車場・駐輪場「JR横浜パーキング」も営業開始となります。
JR横浜タワーからJR鶴屋町ビルは、歩行者デッキ「はまレールウォーク」でつながります。
はまレールウォーク
JR横浜タワー(2・3階)とJR横浜鶴屋町ビル(3階)を接続する連絡デッキ「はまレールウォーク」。
横浜駅の「きた西口」からも接続できます。
JR横浜タワーの2階と3階に接続しています。
そのまま右に進めばニュウマン横浜へ。
さっきのエスカレータを上がった3階部分。
ここからニュウマン横浜に接続。
ではJR横浜鶴屋町ビルの方へ歩いて行きましょう。
線路と平行に、
帷子川と垂直に交わりながら、
JR横浜鶴屋町ビルに到着。
鶴屋町ビルや近隣住民の方には便利な連絡デッキになりそうですね。特に雨の日はいいかもしれません。
JR横浜タワー・JR横浜鶴屋町ビルができるまで
2棟が完成するまでの様子を不定期に更新していました。
撮影当時のコメントとともにどうぞ。
2018年12月の様子
モアーズの高さと比べると圧倒的な存在感。
横浜駅西口、ひいては横浜駅のにぎわいは確実に盛り上がると思います。
2019年2月の様子
ジョイナス屋上から見た感じ。
2019年3月の様子
つい先日まで覆われていましたが、「NEWoMan」と「T・JOY」のサインが出現!
こうやって見ると、駅前棟と鶴屋町棟の連絡通路ってかなり長くなりそう。
こちらが鶴屋町棟↓
2019年6月の様子
当初の開業日は5月末でしたが、新型コロナウィルスの影響により開業延期に。
建物自体は開業準備万端です。
待ち遠しい。
JR横浜タワーまとめ
横浜駅西口のは高島屋、ジョイナス、モアーズなどありますが、勢力図が変わるかのようなJR横浜タワーが誕生しました。総合的に西口が活性化、ひいては東口を含めて横浜駅が活性化してもらえばうれしいですね。
個人的には、横浜駅直結の映画館T・ジョイ横浜が楽しみ!
横浜駅周辺には映画館が本当にないので…。
とは言え、唯一の映画館ムービルにもまだまだ頑張ってほしいとも思います。
ムービルの、あの老舗感が好きなので。