特定都市再生緊急整備地域に指定された「横浜都心・臨海地域」の再開発が進行する中、間違いなく人の流れが増える水際線沿いに新しい交通手段を!という流れで、高度化バスシステムを導入した連結バスが誕生しました。
横浜駅東口から、アンパンマンミュージアムやパシフィコ横浜などのみなとみらいエリア、そして横浜中華街から山下埠頭までを走る観光バスで、その名も「BAYSIDE BLUE/ベイサイドブルー」。
にぶく輝く光沢の濃い青色がカッコいい!
大人220円・小児110円の料金形態で、前乗り・後ろ降りという市営バスと同じシステムです。
パシフィコ横浜&パシフィコ横浜ノース停留所は、走行車線関係なく上り・下りで同じ乗り場を使用します。
横浜駅に行きたいのに山下埠頭に着いちゃう…なんてこともあり得るので行き先を確認して乗りましょう!
当記事では、横浜駅や山下埠頭などを含むベイサイドブルーのバス乗り場をご紹介します。
特に、横浜駅から「ガンダムファクトリー横浜」には乗り換えなしの1本で行けるのでおすすめです
ベイサイドブルーの料金やルート
■乗車方法
前扉から乗車、中扉・後扉から降車
■運賃
大人220円/小児110円(1歳以上12歳未満)
・みなとぶらりチケット(横浜ベイエリア1日乗車券)大人500円/小児250円
・バス1日乗車券(市営バス全般の1日乗車券)大人600円/小児300円
幼児(1歳以上6歳未満:おおむね就学前児童)のお客様が、保護者(6歳以上)と一緒にご乗車の際は、保護者お一人につき2名まで無料となります。
幼児のお客様が保護者の付き添いなしにご乗車の場合は、小児運賃をお支払いいただきます。
横浜駅東口バスターミナルと山下埠頭が起点となるバスで、上り・下りで名前の違うバス停がある点と、上り・下りで走行車線関係なく同じ乗り場を使うバス停がある点に注意が必要です。
上り・下りで同じ乗り場を使うバス停がある点
パシフィコ横浜・パシフィコ横浜ノースの2つの乗り場は、走行車線関係なく、上り・下りで1つの乗り場を使用します。
なので“横浜駅に行きたいのに、山下埠頭行きのバスも停まる”ことがあり、実際に間違って乗車している人も見たことがあります。このバス停で乗車する際には、行き先をしっかり確認してから乗りましょう。
行き先表示は、横浜駅改札口前 or 山下ふ頭の2つしかないので分かりやすいと思います。
ベイサイドブルーの乗り場を紹介
「ベイサイドブルー」は、↑こういうグレーと青のバス停が目印です。
乗り場:横浜駅東口バスターミナル(4番のりば)
横浜駅から「ベイサイドブルー」に乗る場合、まずは東口地下街「ポルタ」を突っ切って、
「そごう横浜店」入口の右手にあるエスカレーターで1つ上の階へ。
エスカレーターを上りきってすぐ右端に、
赤い「A」のバスのりば案内があるので、階段でさらに上りましょう。
エレベーターは、↑この写真のずっと左側の方へ行けばあります。
この4番のりばから「ベイサイドブルー」に乗ることができます。
このバス乗り場は、「横浜駅から乗るときのバス停」であって、横浜駅で降りるときは、
もっと改札に近いところで降ろしてくれます。
乗り場:高島中央公園
横浜アンパンマンこどもミュージアムの最寄りバス停です。横浜駅からの下りの場合は反対車線に停まります。
奥の中央左に見えるのが、アンパンマンミュージアムですね。
乗り場:パシフィコ横浜ノース
乗り場:パシフィコ横浜
乗り場:カップヌードルパーク・ハンマーヘッド入口
カップヌードルミュージアムの裏手にあります。
乗り場:赤レンガ倉庫前
乗り場:山下ふ頭(バス待合所)
終点の山下ふ頭には、バス停のほかに、
バス待合所もあります。
しっかりちゃんとした待合室。雨でも雪でも雷でも豪雨でも安心。
公式サイトやパンフレットにも「山下ふ頭」としか書いていませんが、
山下公園から直接入ることができます。
開場時間は、バスの運行に合わせて9:30〜20:00。
ベイサイドブルーに乗ってみた
すでに何回か乗りました。
かっこいい。
知り合いや友人が横浜に遊びに来たときに一緒に乗るのも楽しいかも。
車内のバス連結部分。
曲がるとき。
大型バスとかトレーラーが大回りしながら交差点を曲がっていくのを見るのが地味に好きな僕なので、それよりもながり連接バスは「うぇ〜い!」って感じ。
「そこまで(大回りに)出て曲がるんかぁー!」みたいな。共感してくれる人ゼロなのかな。
もらえる基準がわからないけれど、子どもたちと乗ったときにもらったステッカー。
夜は夜でカッコいい。
100周年を迎えるにあたり、“ベイサイドブルー”という青を基調にしたバスを導入する横浜市営交通。
同じく100周年&東京乗り入れを境に「ヨコハマネイビーブルー」の電車を導入した相鉄線と並ぶカッコよさの外装デザイン(だと個人的には思っています)。
ちなみに、ベイサイドブルー運行開始により、ルートが重複する「ぶらり赤レンガBUS」は廃止となりました。
ベイサイドブルーまとめ
「ヨコハマ都心臨海部の多彩な交通サービス」にはいろいろな交通システム導入案がまとめられていました。LRT(ザックリ言えば路面電車)やロープウェイ、オープントップバス、AI運行バスなど種々雑多に。
一番導入確率が低いと予想していらロープウェイも開業し、再開発がえげつないスピードで進む横浜の都心臨海部エリアはこれからも目が離せません。
個人的な利用として、横浜駅から横浜ワールドポーターズ周辺に1本で行けるバスの存在は貴重なので大変うれしいです。
しかも息子も喜びそうな連節バス。
横浜アンパンマンこどもミュージアムにバスで行く際は、「あかいくつ」バス路線が廃止になったので、この「ベイサイドブルー」で行くことになります。「ベイサイドブルー」に乗ること自体が1つのイベントなのでおすすめですよ。