横浜駅東口のベイクォーターからみなとみらい大橋を渡ると、そこには細長い「高島水際線公園(たかしますいさいせんこうえん)」が広がります。“みずぎわせん”じゃありません、“すいさいせん”です。2011年開園。
高島水際線公園
特に遊具などはありませんが、
東海道本線の貨物支線である高島線が園内を通り抜けています。
臨時列車が運行される際には多くの撮影者でにぎわうそうです。
そして線路をまたぐように公園連絡橋が。これを渡るとみなとみらいの方に行けます。
渡ってみましょう。
連絡橋の上からの眺め。
思った以上に景色がいい。
みなとみらいの再開発現場方面。
右奥には横浜グランゲート、その手前の白い建物が横浜アンパンマンこどもミュージアムが建設中。さらに手前の空き地(水たまりのところ)には、ミュージックパークKアリーナプロジェクトが予定されています。
連絡橋を渡ると穏やかな公園が広がります。この日は高校生カップルがベンチで喋ってた。
青春、それは君が見た光。
この穏やかさも再開発が完成した後も保たれるのだろうか…。
潮入の池
この池は帷子川(かたびらがわ)とつながっていて、川の干満によって池の水位が変化します(立ち入り禁止)。
帷子川河口部は、海水と淡水の混じる汽水域にあたり、多様な生き物の住処になっているそうです。
対岸のポートサイド地区。ベイクォーターに向かうシーバスも目の前を通過。
公園内のモニュメント・施設
公園造成中に発見された錨のモニュメント。
同じく造成中に発見された車輪のモニュメント。
他にも、横浜港導水堤の袋詰めコンクリートのモニュメントもあります。いろんな歴史がしこかしこに詰まっている横浜です。
公園内にはトイレもあります。
高島水際線公園のアクセス
横浜駅東口のベイクォーターから、みなとみらい大橋(みなとみらい大通り)を渡ります。奥に見えているのがベイクォーター。
橋から見下ろす水際線公園。
スロープで公園に降りて行けます。
ちなみに公園からこの橋の下を通って、原鉄道模型博物館へも通じる水際線プロムナードに行くこともできます。
横浜駅東口からアプローチと書いていますが、最寄駅はみなとみらい線「新高島駅」です。公園用駐車場はありませんのでご注意を。
高島水際線公園のまとめ
マリノスタウンがあった頃はもっと騒がしかったんだろうし、マリノスタウン跡地にKアリーナなどのミュージックパークが完成すれば、この穏やかさはなくなってしまうかもしれません。神奈川新聞花火大会のときにこの付近で観ていたのが懐かしい…。
2019年の今は、とりあえず穏やかな公園なのでオススメです。