どうも、変わりゆく桜木町に驚きの1201（@1201yokohama）です。
みなとみらいの隣接地、横浜北仲通地区（最寄駅：みなとみらい線馬車道駅、JR桜木町駅）で行われている大規模な再開発とともに、JR桜木町駅でもいくつかの新たな施設が2020年6月27日(土)、オープンしました。
その1つが、シァル桜木町アネックスやJR東日本ホテルメッツ横浜桜木町などで構成される、JR桜木町駅の駅ビル「JR桜木町ビル」です。
そして当駅ビルや横浜市役所移転などの周辺開発に伴い、桜木町駅南側（大船駅方）には新しい改札口「新南口（市役所口）」も開通しました。鉄道開業の記念碑のすぐ近くですね。
日本で最初の鉄道路線駅の1つである桜木町駅（＝初代横浜駅）が、駅開業から100年以上が経過し、どんどん進化していきます。
JR桜木町ビルについて
桜木町駅前複合ビル開発計画の名称で進められていた本計画。
1～2階は商業施設「シァル桜木町アネックス」および保育園が入り、3～12階はホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜桜木町」が入居します。
そして当ビルに隣接するように、新しい改札口「新南口」が開通しています。交通系ICカード専用の改札で駅員もいないので、黒切符の方はご注意！
新改札についてはこちらに記事を書きました。
施設：シァル桜木町アネックス
3階以上はすべてホテルなので、あまりたくさんの店舗が入っているわけではありませんが、特徴的なものがいくつかあるので、各施設ごとに紹介していきたいと思います。
フードホール KITEKI（1階）
「フードホール KITEKI」は鉄道発祥の地“横濱”をオマージュし、“横濱ならでは”の5つの専門店（ミートダイニング、洋食屋、ベーカリーショップ、スイーツショップ、バー）が集まるアーバンフードホールです。ホテルメッツ横浜桜木町の朝食会場でもあります。
運営は、牛角やしゃぶしゃぶ温野菜を運営する株式会社レインズインターナショナル。
みなとみらいに本社を構える株式会社コロワイドの子会社でもあります。そういう意味では地元運営ですね。
ハーフビュッフェスタイルのランチや、5つの専門店から成るディナー。
夜はご飯をガッツリという人なら、2店舗に限られるかな。
外にも席がありました。
旧横濱鉄道歴史展示「旧横ギャラリー」（1階）
桜木町駅は1872年（明治5年）に日本で最初の鉄道駅が設置された場所であることから、旧横濱鉄道歴史展示「旧横ギャラリー」には鉄道記念物である110形蒸気機関車をはじめ、
中等客車の再現、鉄道開業時に英国から輸入された双頭レールの実物展示やパネル、鉄道創業時の場内信号機の再現、ジオラマなど、鉄道発祥の地にちなんだ展示がされています。
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成城石井（1階）
【営業時間】8:00〜23:00
「世界の食品を世界の街角の価格で」をコンセプトに、バイヤーが国内はもとより世界中から厳選した“おいしいもの”を豊富に取りそろえています。
スターバックスコーヒー（2階）
【営業時間】7:00〜23:00
明治時代当時が描かれた鉄道路線図・錦絵・絵葉書・双頭レールなどをインテリアデザインの要素として取り入れ、当時の横浜駅（現桜木町駅）の時代が感じられる少しクラシカルな印象の空間に。
レジ待ちの待機用矢印の横に埋め込まれた双頭レールが、なかなかおしゃれ。
認可保育園 スターチャイルド 桜木町ステーションナーサリー（2階）
園内は、日本の鉄道発祥の地にちなんで「プラットホーム」をコンセプトとし、線路やトンネルのモチーフを取り入れています。
園のエントランスからは、ビル1 階の蒸気機関車の展示を望むことができるなど、桜木町駅の歴史と魅力を感じられる設計になっています。
JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町（3階～12階）
スムーズなチェックイン・チェックアウトができるセルフチェックイン機、シモンズ株式会社製のベッドなどを始めとしたこだわりの寝具が特長。
バスルームは全室バス・トイレセパレート（洗い場付き）。
桜木町駅から最も近いホテルですね。
■フロア構成
3階：ロビー・フロント
3～12階：客室
客室数：274（シングル136、ダブル82、ツイン56）
↓詳細はこちらの記事をご覧ください
JR桜木町ビルが完成するまで
JR桜木町ビル工事開始前から完成までの写真を、定期的に更新していたので当時のコメントとともに紹介します。
2018年10月の様子
新しい改札予定地。
この辺はずっと薄暗い感じだったので、新しく改札が開通すれば明るくなりそう。
フェンスのすき間からのぞいたところ。
近くの歩道橋から見たところ。
まだまだ更地です。
関内側ホームの端、ここから新しい改札口降りていくようです。
工事はまだまだ始まったばかり。
2019年6月の様子
10階くらいまで到達。
オープンまで残りちょうど1年。
一気に進みます。
2019年8月の様子
前回更新から2ヶ月しか経っていないので、大きな変化は感じにくいですが、工事は12階まで到達し
2019年11月の様子
外壁ももうすぐ最上階まで施されます。
新しい改札口の工事看板も設置され工期も明確になりました。
2020年3月の様子
駅ビルの外観は、ほぼ完成の様子。
1階には展示予定の110形蒸気機関車も見えます。まだ遠目だからよく撮れません。
JR桜木町ビルのまとめ
従来のCIAL桜木町に加え、別館（ANNEX）が誕生ということで、また桜木町駅周辺が盛り上がります。
特に今回の再開発は、THE桜木町のイメージが強い東口（コレットマーレやロープウェイの方）ではなく、今までずっと放置されていたエリアなので、前に比べて夜道も明るくなり良い感じです。
横浜市役所の馬車道駅への移転、コレットマーレのリニューアル、都市型ロープウェイの開業など、新しいものが続きますが出来たからには満喫したいと思います。
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