みなとみらい21地区の再開発が過熱していますが、そのお隣、横浜北仲通エリアの再開発もアツいんです。超巨大アパホテルや横浜市新市庁舎、北仲ブリック&ホワイトが着々と再開発中。
そして、それに伴いJR桜木町駅から北仲通エリアにスムーズにアプローチできるよう、新しい改札「新南口(市役所口)」も開通しました。
関内駅方面(大船方)ですね。

CIAL桜木町ANNEX
新しい改札口を出てすぐのところには、CIAL桜木町ANNEXやJR東日本ホテルメッツ横浜桜木町が入居する新しい駅ビル「JR桜木町ビル」も同日開業しました。
この辺りは、むかし餃子の王将やジョナサンがあり、比較的暗めな場所だったのでようやく周辺に人通りが増えて明るく生まれ変わりそうです。

JR桜木町駅の新しい改札「新南口(市役所口)」
この改札口はJR桜木町ビルなどへのアクセスも当然ながらありますが、北仲通地区の横浜市役所や市役所の新たな商業施設「ラクシス フロント」、馬車道駅の新たな商業施設「北仲ブリック&ホワイト」などへの回遊性目的のためでもあります。
階段、エスカレーター、エレベーターがあります。
トイレや多機能トイレも完備。
正面に改札5基とJR桜木町ビル側に改札1基があります。
この改札1基のところに券売機もあります。後述。
ただし要注意なことがあります。
“交通系ICカード専用改札”とあるように、磁気定期券や切符は使用できません。
また、入場記録のない交通系ICカードも通れないため、その際には南改札の駅員さんに声をかけて下さい。
北改札は無人だけど切符はいけるのに…なぜここはIC専用にしたのだろう…。
ホームから「新南口(市役所口)」へ降りてみる

新南口への階段は、ホーム端(大船方)にあります
ホームの端、大船駅側に新南口(市役所口)への降り口があります。
階段、エスカレーターのほか、
エレベーターもあります。
正面には、昔の桜木町駅の写真が。

男女トイレ・多機能化粧室
降りた左には男女トイレ・多機能トイレがあります。
オムツ交換くらいなら可能ですが、授乳ができる場所をお探しのママは、従来の改札口の方にあるので利用してみて下さい。
■桜木町駅ベビー休憩室
10:00~16:00

正面改札の他に、エスカレーター降りて右手には、
小ぶり改札が。
駅ビルのシァル桜木町アネックス(成城石井・スターバックス)や、JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町にはこっちの方が近道です。
10秒も変わらないですが…。
改札を出て左に行くと、北仲通地区へ続く歩道橋「さくらみらい橋」があります。
「新南口(市役所口)」からホームへ上がってみる
郵便局側から見たところ。
野毛側から見たところ。
左手に見えるのがJR桜木町ビルの入口。
ちなみにあまり知られていませんが、日本で最初に営業した鉄道駅が設置されたのはここ桜木町駅です(当時の名称は横浜駅)。
その鉄道開業の記念碑が、↑この写真の手前側にあります。
ぜひ一度は見てみて下さい。

では、早速行ってみましょう。
ちなみに正面とは別に、JR桜木町ビルとの間にも改札が1基あります。
券売機……もありますが、IC専用改札なのでチャージ専用です。
ホームに上がります。

大船方面ホーム

横浜方面ホーム
こんな感じ。
関内側で仕事をしている人や用がある人にはとても便利な改札となるのでは。
JR桜木町駅の新しい改札「新南口(市役所口)」ができるまで
桜木町駅に改札ができるまでの様子を不定期に撮影していたのでご紹介します。
2018年6月の様子
駅のホーム(関内駅側)には何やら囲いが。ここから降りて行くのかな?
→【追記】実際はホームの端でこの写真はあまり関係なかった。
郵便局側から見たとこ。
野毛側から見たとこ。
すき間からチラ見したとこ。
JR桜木町ビルの建設予定地。
近未来的な街(みなとみらい)と古き良き町(野毛)を隔てる、JR桜木町駅。好きな街です。
2018年11月の様子
開業は2020年春を予定しているので、
まだまだ大きく進んではいません。
2019年8月の様子
jR桜木町ビルもだいぶ形になってきました。
1階へと続く階段も、形がハッキリ。
下からは完全にベールに包まれており垣間見ることはできません。
2019年11月の様子
屋根がついて通路っぽくなってきました。
2020年3月の様子
ホームの通路は、ほぼほぼ完成。

1階部分
1階の改札階はまだもう少しかかりそうです。
2020年5月の様子
ホームから降りてくるところもほぼ出来てきました。
拡大したところ。
2020年6月の様子

夜に撮影したもの
看板もついて見た目としてはもう完成に近い。
これを撮影したのは6月上旬で、中旬過ぎには地面の舗装も終わっていました。
展開が早い。
6月27日の開通はもう目の前!
JR桜木町駅の新しい改札「新南口:市役所口」まとめ
今回新しい改札口が誕生するのは、関内駅側の方で、餃子の王将やジョナサンがなくなってからは長いこと放置されていた場所。
そのため人通りもメインの改札口に比べると圧倒的に少なく、夜も暗い印象がありました。
しかしながら駅ビルと改札口の誕生により、夜間も明るく人通りの多くなるのではと期待。
昼間は昼間で、横浜市役所への人の流れもあるだろうし、「人の回遊性向上」という面は改善されそうです。
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