MENU
北仲

【移転】横浜市役所の新市庁舎、6月29日に全面供用開始!レストランやカフェなど商業施設含む32階建て

■追記(2020.02.02)==
全面供用開始日が決定したので一部書き足しました。
==

横浜市役所が、現市庁舎のある関内駅前から馬車道駅(桜木町駅)へ新築移転。
新市庁舎は地上32階・地下2階、高さ約155mの巨大施設で、低層階には一般利用も可能な商業施設も併設されます。

馬車道駅に誕生する横浜新市庁舎のイメージ写真2020年2月:広報よこはま

商業施設部分の運営事業者は京浜急行電鉄株式会社。
2020年4月13日(月)から市役所機能の順次移転に伴い一部業務も開始となり、全面供用開始は6月29日(月)を予定しています。

新市庁舎内覧会のお知らせ

2020年3月28日(土)・29日(日)10時〜15時
申し込み不要、誰でも参加できます。公共交通機関を利用して、当日直接来庁してください。

先般の新型コロナウィルスの影響により延期となりました。実施日は未定。

横浜新市庁舎とは?

みなとみらい線馬車道駅(JR桜木町駅からもすぐ)に新たに新築移転する横浜市役所のこと。
JR関内駅前にある現市庁舎とその周辺に散らばる関連事務所がすべて北仲通に集約されます。

関内の現市庁舎は、1959年に横浜開港100周年事業の一環として建設された7代目市庁舎。
2020年6月29日に供用開始となる新市庁舎は8代目となります。

SPONSORED LINK

横浜新市庁舎の施設概要

北仲通地区に建設中の横浜新市庁舎(引用:「横浜市新市庁舎整備パンフレット」より)

■建設地
横浜市中区本町6丁目50-10

■規模
建物高さ:155m
階数:地上32階、地下2階、塔屋2階(屋上から突き出た部分)

■屋上ヘリポート
場外離発着場 大型ヘリコプターに対応

■駐車台数
約400台(1階:約10台、地下1階:約180台、地下2階:約210台)

地下1階の一般駐車場は2020年6月1日開始。
一部業務開始に伴い、4月13日〜5月31日の間に手続き・相談で来庁する場合は、隣接する横浜市馬車道公共駐車場を利用して下さい(一定時間駐車場無料)。詳細は各自ご確認を。
※地下2階は公用駐車場となります。

また、桜木町駅から新市庁舎のある北仲通地区への導線向上を目的に、桜木町駅に新しい改札口と、そこから新たな歩行者専用デッキ「さくらみらい橋」も架設され、新市庁舎へのアクセスが楽になります。

横浜新市庁舎:建物構成

ザックリ区切ると3つに分かれます。

  • 高層部/8〜31階:行政機能。
  • 中層部/3・5〜8階:議会機能。3層吹き抜けの議場。
  • 低層部/1〜3階:アトリウム、商業施設。

横浜新市庁舎の建物概要

低層部の商業施設運営事業者には、同じくみなとみらいに本社移転を予定している「京浜急行電鉄」が選定されています。

カフェやレストランなど含め水辺空間を楽しめるテナントが入るかもしれません。
詳細が分かり次第、追記します。

横浜市新市庁舎に入る商業施設の運営事業予定者に『京浜急行電鉄株式会社』が決定!2020年6月末に本格的に動き出す、横浜市の新しい市役所。関内から北仲通地区に移転予定。低層部の1・2Fには「まちのにぎわいや活力の創出」や「来訪者等の利便性の向上」を目的とした商業施設が入る予定です。そこの運営予定者に、2019年秋、東京港区からみなとみらいに本社移転してくる『京浜急行電鉄株式会社』が決定。...
SPONSORED LINK

横浜新市庁舎:建設地の特徴

2015年に実施した発掘調査で、いくつも歴史的な遺構が出土しています。
ここはもともと江戸時代の埋め立て地だから、それ以降の遺構です。ダジャレじゃないっす。

新しい横浜市役所の完成イメージ※クリックで拡大(引用:横浜市庁舎建設タイムズ)
新しい横浜市役所の建設予定地にあった遺構※クリックで拡大(引用:横浜市庁舎建設タイムズ)

⼤岡川河⼝付近は、江⼾時代に⼊り埋め立てが⾏われるまでは、現在の蒔⽥付近まで海でした。その後、横浜開港という大きなターニングポイントを経て、急速な⼟地利⽤のために埋⽴・近代化がどんどん進行。

そういった土地の上に都市が形成されたため、周辺には近代の歴史的建築物が多く残されています。

【横浜新市庁舎建設予定地で発見された遺構の一部】
・⼤岡川⽯積み護岸
現在の護岸(明治期)の東側から出⼟。⼀部の⽯積みは取り外され周辺の建物基礎などに利⽤された

・横浜銀⾏集会所建物基礎
現在の横浜銀⾏協会・旧横浜銀⾏集会所(中区本町3-8)の前⾝にあたる建物で、明治38年に建設され、関東⼤震災で被災・倒壊した建物の基礎

・関東⼤地震で隆起した地層
横浜銀⾏集会所(1905年)の床下で関東⼤震災により隆起した地層

・旧本町⼩学校の基礎
1900年頃から横浜商業学校(現在の横浜商業⾼等学校)、1905年から関東⼤震災で倒壊するまで、初代本町⼩学校の校舎として使⽤されていた建物基礎。現在の両学校へ移設

この遺構たちの一部は、新しい横浜市役所敷地内に展示されるそうです。とてもいいことですね。

そもそもなぜ新市庁舎が必要?

「新しい市役所は必要?」
「そもそもこんなドデカイ建物は必要?」と思っていました。

横浜市の現市庁舎機能は約20か所に分散されています。
非効率っちゃ非効率。

現市庁舎の課題と整備の必要性

横浜市新市庁舎移転についての説明

右上のマップにある通り、
そもそも家賃年間20億円て…。

課題1:施設や設備の老朽化
・築50年以上の経過による設備全体の老朽化
・高齢者や障害者等へ配慮したバリアフリーが不十分

課題2:執務室の分散化
・業務量拡大による執務スペース不足
・約20の周辺ビルへの分散
→分かりづらく不便、業務の非効率化。約20億円の賃借料等の支出

課題3:市民対応スペースの不足
・情報提供、市民相談等の多様化する市民ニーズへの対応スペースが不十分

課題4:社会状況への対応
・情報化社会の進展や多様化
・複雑化する行政課題への対応
・セキュリティ対策
・危機管理機能の強化
・低炭素社会の実現に向けた環境との共生

課題5:災害対策
・東日本大震災の経験を踏まえ、災害時の拠点として、業務を継続できる安全性の確保
・地震や津波など様々な災害に即時に対応できる堅固な建物の整備

至極ごもっとも。

ただここ数年、市役所移転問題を見てきた感想はこれ。
「新しい市役所は必要?」→必要だと思う
「そもそもこんなドデカイ建物は必要?」→必要…なのかな?

テナント収入や、現市庁舎の分散による家賃の無駄を解消できるなど大きなメリットもあるんだろうけど、現在の横浜市の財政でこれだけ大きな建物をよく決断できたな…とは思います。

批判・非難を考慮してもメリットの方が大きいんだろうね。

ちなみに新しい横浜市役所には、いくらかかっていると思いますか?

SPONSORED LINK

横浜新市庁舎の建設費用はどれくらい?

建設費用は約749億円
2013年時点での設計・建設費は約616億円だったものの133億円パワーアップ。
間違いなく費用は膨れ上がるんだろうなと素人ながらに思っていましたけれど。

以下、横浜市発表の「新市庁舎整備事業について」より。

建設費用の内訳(約749億円)

本体整備費:693億円
行政部門の執務室、会議室、市民サービス諸室や市会部門など市役所本来の部分、商業施設、駐車場など。商業施設部分は一般財源を使うとのこと(約140億円)。

市庁舎低層部内装等工事費:30億円
設計終了後、2018年度に発注予定

アトリウム整備費:26億円
みなとみらい線馬車道駅の高度化。

「みなとみらい線馬車道駅の高度化」
みなとみらい線馬車道駅コンコースと直結するアトリウムは、賑わいやおもてなしの場であるとともに、駅から街への玄関口(街のインフラストラクチャー)としての役割を担いますので、都心臨海部まちづくり事業の一つ(歩行者ネットワークの強化拡充)に位置づけ整備することとし、国庫補助金の導入なども検討します。

土地取得費用(約168億円)

※建設費用とは別。
2007年、「新市庁舎整備構想素案」に基づいて横浜新市庁舎建設用の土地を約168億円で取得。
これも新市庁舎新築工事の費用に参入すれば、約917億円。

入札状況

設計・建設は、「竹中・西松建設共同企業体」が落札。
入札状況はこんな感じです。

入札状況(税抜き)

  • 大成建設株式会社 62,600,000,000円
  • 鹿島建設株式会社 63,700,000,000円
  • 竹中・西松建設共同企業体 62,900,000,000円
  • 株式会社大林組 64,560,000,000円
  • 清水建設株式会社 65,570,000,000円

横浜市市庁舎移転新築工事 入札結果報告書より。

入札価格って、こんなに競るもの?
ただこんな大きい建設計画はスーパーゼネコンじゃないと対応できないだろうから、“話し合ってても”そこはアリだと個人的には思うけれど。

横浜新市庁舎まとめ

新しい市役所の建設費用、土地取得費用、これに加えて引越し含む移転作業費もかかるのではなかろうか?みなし収入(現在の家賃約20億円が今後なくなる)なども、返済に充てていくとのことです。

巨大な政令指定都市を引っ張っている横浜市の上層部のことだから大変な作業なんだろうなと実感しています。実感しているものの、、、このお金はどこから来るのか、このお金は本当に払っていけるのかという不安も。

横浜市の中学校給食(ハマ弁)やカジノ問題やら…いろいろ山積しているもので。

 

だけどね!

僕みたいな小市民がわめいても、選挙に行って投票しても、(この新市庁舎に関しては)どうにもこうにもならない。2020年には完成するんです。

だから、新市庁舎が完成したら僕は悟りの境地に入ります。利用しまくります。楽しみまくります。写真撮りまくります。人よりもソファに深く座ります。
郷に入っては・・・・・横浜最高。

追伸:金額や経緯に間違いがあればご指摘ください。間違った情報を流すのはフェアじゃないので。

横浜北仲の再開発の様子
横浜新市役所やアパホテル!「横浜北仲通」の再開発がアツい!みなとみらいの隣接地に建設中みなとみらいの再開発はすさまじく、オフィスビルやコンサートホール、ホテルなどが群雄割拠の模様を呈しています。再開発件数ではみなとみらいに負けるものの、横浜北仲通地区の建設もヤバイ。ここにはJR桜木町駅の新改札口から新たな人道橋(歩道橋)もつながります。...
桜木町駅ビルの「JR桜木町ビル」の外観写真
桜木町駅の新南口改札に駅ビル「JR桜木町ビル」開業。CIAL別館やホテルメッツなど[市役所口]【開業日:2020年6月27日】JR桜木町駅に駅ビル「JR桜木町ビル」が誕生。構成施設はシャル桜木町アネックス、ホテルメッツ横浜桜木町など。1階には旧横濱鉄道歴史展示「旧横ギャラリー」やフードホールKITEKI、成城石井、スターバックスなど。新しい改札「新南口(市役所口)」も新設されます。...
ハマ弁のイメージ写真
ハマ弁が中学校「給食」になる?2020年度予算は11億9千万円ハマ弁発足から約3年。歓迎する声がかき消されるほど不評が目立ちますが、なぜそんなに保護者の不満が多いのか前々から気になっていたので調べてみました。20201年度からは事業主体が民間業者から横浜市に移り、デリバリー方式の中学校「給食」としての位置付けを目指しています。...
横浜のIR誘致(カジノ・ホテル・MICE施設)資料
横浜市がIR誘致を決定!カジノ候補地は山下ふ頭で、2020年代後半の開業を目指します横浜市は、カジノやホテル、MICE施設を含む統合型リゾート(IR)の誘致に正式に名乗りを上げました。候補地は山下埠頭(ふとう)で、整備計画の認定を受けてカジノ免許が付与されれば、2020年代後半を目標にIRの開業を目指します。...
この関連記事もよく読まれています
↓関連キーワードもチェックしてみて下さい♪
\クリックで応援お願いします/

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です