開業から26年間で累計約2,400万人が来場した横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」が2020年リニューアルオープンしました。
横浜で一番高い建物であり、2014年に完成した大阪の「あべのハルカス(300m)」ができるまでは日本で一番高いビルだった「横浜ランドマークタワー(296m・70階)」の69階にある展望フロア。
※展望フロアは地上273mの高さにあります。
もともと横浜を一望できる壮観な展望フロアですが、この度のリニューアルで空の図書室や空中散歩、スカイカフェといった新たな楽しみ方が増えました。
普段生活している横浜の街を上から見ると違って見えたり、「ここはこうなってたんだ!」みたいな発見があるので、観光客の方じゃなくても地元民も、一度は行っておくべき施設です。
→展望フロア「スカイガーデン」のチケットを事前購入する横浜ランドマークタワー「スカイガーデン」体験レポ
では早速、行ってみます!
ちなみに「スカイガーデン」の入口は、ランドマークタワーの3階にあります。
エントランスは3階、チケット売り場は2階、出口は5階という造り。
これはJR桜木町駅から続く、動く歩道の先にある3階エントランス。
チケット売り場は2階なので案内に沿って進みましょう。
エスカレーターで2階に降りたらチケット売り場。
チケットを購入したら、いざ69階の「スカイガーデン」へ出発。
69階展望フロア「スカイガーデン」
チケット売り場の横にゲートがあるので、そちらからエレベーターまで進みましょう。
エレベーターは最高分速750m(時速45km)なので、スーパー速い。
あっという間に到着します。
天空の静寂空間。
壮観ですよ。
4方向、大きなガラス張りの360°ビューが広がります。
各方向に、見える建物の名称が表記されているので分かりやすい。
これは桜木町駅とワールドポーターズをつなぐ都市型ロープウェイ「ヨコハマエアキャビン」の鉄塔。まだ建設途中です。
→【追記】ロープウェイの体験レポートはこちらから!
横浜駅方面を見たところ。
左手前の建設現場は「ウェスティンホテル横浜」。
手前に高いビル(三菱重工横浜ビル)が見えますが、その奥側にも同じくらいの高さのビルが誕生します。(仮称)MMタワープロジェクトですね。
奥にある川の手前の建設現場は「Kアリーナプロジェクト」。
今の景色が見られるのは、今だけ。
当たり前だけれど。
そして「スカイガーデン」自体も、リニューアルが行われてさらに良くなりました。
横浜ランドマークタワー「スカイガーデン」リニューアル
「YOKOHAMA360°」をコンセプトに、これまで同様、地上273mからの景観を360°楽しめることに加え、多層的な横浜の魅力をいろいろなコンテンツで体験できるようになりました。
リニューアル① 空の図書室
横浜と空をテーマに、約2,000冊の厳選した書籍を集めたコンセプト型ライブラリー。
展望フロア内であれば、自由に好きな場所で読むことができます。
また毎月書籍が入れ替わり、街と文化を深めるテーマでの定期的なイベント開催も予定されています。
リニューアル② 空中散歩マップ
これがまたおもしろかった!
床や壁に投影された横浜の街に足を踏み入れると、横浜発祥の地、現代の観光スポット、歴史的建造物、横浜ゆかりのヒーローなど、“昔の横浜”が出現します。
踏んだところだけ、ボワ〜っと昔になります。
子どもは動きや変化を楽しんでいますが、視覚的に横浜の歴史が出現するので大人にとっても勉強になるコンテンツですよ。
百聞は一見にしかず。
ずっと遊んでられる。
リニューアル③ スカイカフェ
富士山をはじめ関東平野を一望できるカフェスペースは、以前に比べ面積が拡大。
ホットドッグやソーセージ、スカイソフトクリームなど、軽食を楽しめます。
また、ランドマークタワーオリジナルカクテルや横浜を代表するクラフトビールも数種類販売していて苦味、香り、ボディの個性豊かなさまざまなビールも堪能できるのが魅力。
階段状に広がるゆったりとした席は、天空の公園で飲み物を片手にベンチに腰掛けるような非日常的な空間が広がります。特に窓際がおすすめ。
リニューアル④ タワーショップ
ユニークなステーショナリーやアクセサリーから、横浜の代表的な歌「赤い靴」をモチーフにしたチョコレート菓子、横浜から広まったカレーライスなど、横浜・神奈川のローカルな商品をはじめ、スカイガーデンオリジナルの限定グッズなど、約600ものアイテムからショッピングを楽しめます。
ちなみにリニューアルとは関係ありませんが、
展望フロアにはトイレもちゃんとあります。
横浜ランドマークタワー「スカイガーデン」のアクセス方法
自転車、車などありますが最も需要の多い、電車でのアクセス方法を紹介します。
自転車は横浜美術館側に駐輪場(3時間無料、以後1時間毎110円)、地下にはランドマーク地下駐車場(約1,400台・24時間)があるので便利です。
→ランドマーク駐車場の満空情報はこちら
ただし、展望フロア「スカイガーデン」は駐車サービス対象外になります。
電車の最寄駅は、JR桜木町駅北改札・東口から徒歩約5分、みなとみらい線みなとみらい駅ランドマークタワー方面改札から徒歩約8分といったところでしょうか。
※市営地下鉄ブルーライン桜木町駅からも近いです。
公式サイトには、「みなとみらい駅から徒歩3分」と記載ありますが、絶対無理。
おそらくこれは、改札を出て長いエスカレーターを上がってクイーンズスクエア連絡口に到達した時点から計測開始して、そこから猛ダッシュした記録でしょうね。そうすれば3分弱で到着すると思う。
とは言え改札口から普通に行っても10分はかからないので、充分最寄駅の1つにカウントできます。
桜木町駅からの行き方
桜木町駅の東口にある駅前広場。
市営地下鉄ブルーライン桜木町駅を利用する方は、案内板に沿ってここまで到達して下さい。あとは超絶簡単です。
桜木町駅前広場からエスカレーターで動く歩道に上がると、そこはすでに3階になります。
動く歩道をずっと進んでいくと、
「スカイガーデン」入口に到着。
みなとみらい駅からの行き方
元町・中華街駅側の改札口(B3F)を出たらクイーンズスクエア連絡口方向に進み、
長いエスカレーターで地上階に出たら、右に曲がりひたすら直進します。
クイーンズスクエアを出て、ランドマークプラザに入ったら、ランドマークタワー3階へ行きましょう。
ランドマークタワー3階にある展望フロア入口に到着。
横浜ランドマークタワー・スカイガーデンについて
横浜ランドマークタワー概要
■所在地
横浜市西区みなとみらい2-2-1(Googleマップ→)
■最寄駅
・JR&地下鉄ブルーライン線「桜木町」駅徒歩5分
・みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩8分
■建築規模
・敷地面積:38,062㎡/延床面積:392,885㎡
・規模:地下4階、地上70階、塔屋3階
・高さ:296m
■竣工
・着工:1990年3月
・竣工:1993年7月(1993年7月16日開業)
69階展望フロア「スカイガーデン」概要
■展望台高さ
273m(69階)
■累計来場者数
約2,400万人 ※2019年12月末時点
■営業時間
・通常営業10:00~21:00(最終入場20:30)
・延長営業10:00~22:00(最終入場21:30)
※毎週土曜日、月曜日が休日の場合の前日日曜日、その他特定日
■入場料金(税込)
大人(18~64歳)1,000円、65歳以上・高校生800円、小・中学生500円、幼児(4歳以上)200円
■公式サイト
https://www.yokohama-landmark.jp/skygarden/
横浜ランドマークタワー周辺の求人情報
横浜ランドマークタワー周辺で募集をしている求人サイトのリンクです。
新規募集があればクリックした先に一覧表示されます。
→ランドマークタワー周辺の求人を見る【タウンワーク】
横浜ランドマークタワー「スカイガーデン」まとめ
公式サイトに、「一人になりたいときに、街を見渡す。ちっぽけな悩みを気にしている自分に気付く。」みたいな文言があって、「展望フロアでそんなの感じる…?」と思っていたけれど、いざ行ってみるとこの気持ちすごく分かりますね。
雨の日キャンペーンとか視界ゼロキャンペーンみたいなものがあるけれど、この静寂な空間を味わえるなら、ただひたすら一人でボーッとしに来るのもありなのかなと本気で思いました。
あと、遠くまで見渡せる晴れた日の昼間も素敵ですが、夜景も圧倒的に素敵です。
→展望フロア「スカイガーデン」のチケットを事前購入する