学習要素が強め?川崎駅前の水族館「カワスイ」体験レポ。昼夜の完全入替制で館内にはカフェも。料金や行き方も紹介

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開業以来、初の大型リニューアルが行われたJR川崎駅東口の商業施設「川崎ルフロン」。
その9階・10階に日本初の駅前商業施設一体型水族館「カワスイ 川崎水族館」が誕生したので、早速行ってきました。

「カワスイ 川崎水族館」のロゴ

“世界の水辺を、冒険しよう”という言葉通り、イルカのショーなどの大掛かりなものはありませんが、地元・多摩川の生態環境からアマゾンの熱帯雨林まで学べて、学習要素が強めな水族館というのが印象。

また館内にはキッズスペース付帯のカフェもあり、オムツ交換や授乳施設もあるので小さな子ども連れにも安心だと思います。

「カワスイ 川崎水族館」のグッズショップ「カワスイオフィシャルショップ」の店内写真
9階:カワスイ オフィシャルショップ

9階の出口付近には数百社を超える国内外メーカーや個人の作品から厳選された商品が並ぶグッズショップ「カワスイ オフィシャルショップ」もあり、お土産にかわいいグッズがいっぱいそろっています。

では、「カワスイ」の体験レポートを書いていきます!

「カワスイ」の注意点
  • 水族館は9階と10階の2フロアですが、水族館入口は10階。
  • 10階までは、上り専用直通エレベーターを使用。
  • 昼の部(10:00〜17:00)と夜の部(18:00〜22:00)の完全入替制。
  • 魚の説明文を読むためにはスマートフォンが必要。
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目次

カワスイ 川崎水族館とは?

「カワスイ 川崎水族館」の館内写真

JR川崎駅東口の商業施設「川崎ルフロン」の9・10階に誕生した、世界の水辺を散歩しながら楽しむことができる、新感覚のネイチャーエンターテインメント水族館が「カワスイ 川崎水族館」。

川崎市に初めて誕生する本水族館が、川崎市民や来館者の皆様にとって、覚えやすく愛着がわく名称で親しまれ、長く地域に愛されるようにとの思いを込めて、当初の名称「mizoo(ミズー)」から改名されました。

カワスイ 川崎水族館の行き方・アクセス

川崎駅東口の「川崎ルフロン」外観写真
商業施設「川崎ルフロン」

JR川崎駅東口のロータリー横にある「川崎ルフロン」の9階・10階にあり(入場は10階から)、基本的に1階→10階の上り線用直通エレベーターでアクセスする必要があります。

車の場合「川崎ルフロン」駐車場または提携駐車場が利用できますが、水族館自体は駐車サービス対象外です。お土産の「カワスイ オフィシャルショップ」やカフェ クラム、AOW利用であれば購入金額に応じてサービスあり。

川崎ルフロンの「カワスイ」1階入口写真
スタアやスーパー「ライフ」がある方面
川崎ルフロンの「カワスイ」1階入口写真
カワスイ直通エレベーターへの入口

スターバックスとライフのあいだにある入口から入りましょう。

「カワスイ 川崎水族館」への直通エレベーター写真
直通エレベーター(上り専用)

直通エレベーターで10階まで一気に上がると、

川崎ルフロンの「カワスイ 川崎水族館」フロア写真
10階フロア

「カワスイ」はもうすぐ。

ちなみに、このエレベーターでは隣にあるゲームセンター「タイトーステーション」と焼肉「叙々苑」、ビュッフェレストラン「AOW(エーオーダブリュー)」へも行けます。ゲーセンには魚系のUFOキャッチャーも多かった。

川崎ルフロンの「カワスイ 川崎水族館」エントランス写真
10階:エントランス

到着。

カワスイ 川崎水族館 体験レポート

「カワスイ 川崎水族館」のカフェクラム写真
カフェ クラム

エントランス横には、「カワスイ」でしか味わうことのできないオリジナルソフトクリームをはじめ、川崎のクラフトビールやポップコーンなどのスナックを楽しめる「CAFE CRAM(カフェ クラム)」が併設されています。

また、エントランス裏にはコインロッカーやオムツ交換ができる多目的トイレもあります。

「カワスイ 川崎水族館」のエントランス
エントランス

ではチケットを買ったら早速、行ってみたいと思います!

カワスイ 川崎水族館:6つのゾーン

館内は10階の「多摩川ゾーン」「オセアニア・アジアゾーン」「アフリカゾーン」から始まり、9階に下りて「南アメリカゾーン」「パノラマスクリーンゾ—ン」「アマゾンゾーン」と6つのゾーンを巡りながら、五感を刺激する“生きものとの出会い”を体感できます。

「カワスイ 川崎水族館」の多摩川ゾーン写真
多摩川ゾーン

最初は「多摩川ゾーン」。

「カワスイ」は、世界の水辺を冒険する、生態系を知ることを主としているため(?)、いわゆるイルカのショーみたいな大型の魚や哺乳類はいません。

「カワスイ 川崎水族館」の多摩川ゾーン写真
多摩川ゾーン

多摩川に生息する魚について知ることができるのは子どもにも良いのでは。

「カワスイ 川崎水族館」の多摩川ゾーンの写真
「カワスイ 川崎水族館」の解説文
QRコードを読み取って魚の説明文を見ます。

魚の解説文みたいなのが全然ないと思ったら、これが↑。

すべての水槽の前にQRコードだけが置かれていて、自分のスマホで読み取ると魚の説明文のページに飛びます。

「カワスイ 川崎水族館」の魚解説文のキャプチャ
ページに飛んで説明文が読める

これが次世代水族館なのか…?

正直、これは不便。

QRコードを読み込まないと魚の名前すら分からない。
1つの水槽に数種類の魚がいると、どれがどの魚の解説文なのか分からない(↑上のスクショ)。
スマホを持っていない人には、何が何だか分からない。

実際、近くにいたおばあちゃんが「これ、インターネットで読み込めばいいんでしょ?」とスマホを持たずに言っていて、ただ魚を見ているだけだった…。

ちなみに館内に、Free Wi-Fiはあります。

「カワスイ 川崎水族館」のオセアニア・アジアゾーンの写真
オセアニア・アジアゾーン
「カワスイ 川崎水族館」のオセアニア・アジアゾーンのアロアナ写真
「カワスイ 川崎水族館」のオセアニア・アジアゾーンの写真

こんなのも、

「カワスイ 川崎水族館」のオセアニア・アジアゾーンの写真

こんなのもいた。

「カワスイ 川崎水族館」館内にある売店「ボデーガ」の写真
売店「ボデーガ」

途中にある売店の「ボデーガ」。

「カワスイ 川崎水族館」の南アメリカゾーンにいるイグアナの写真
9階:南アメリカゾーン

イグアナもいます。

「カワスイ 川崎水族館」の南アメリカゾーン写真
9階:南アメリカゾーン

大きな水槽で水辺を演出。

「カワスイ 川崎水族館」の南アメリカゾーン写真

背景に現地の映像を流すことで臨場感を演出しています。

「カワスイ 川崎水族館」の「こもれびカフェ Sweets & Cafe」写真
9階:こもれびカフェ Sweets & Cafe

南アメリカゾーンを過ぎると、カフェメニューやスイーツの「こもれびカフェ Sweets & Cafe」があります。

「カワスイ 川崎水族館」の「こもれびカフェ Sweets & Cafe」写真
カフェのキッズスペース

キッズスペースも充分な広さがあるので、小さな子ども連れでも安心ですね。

「カワスイ 川崎水族館」のパノラマスクリーンゾーンの写真
パノラマスクリーンゾーン

カワイルカやマナティたちの住むアマゾン川の環境を再現した「パノラマスクリーンゾーン」。

「カワスイ 川崎水族館」のパノラマスクリーンゾーンの写真

スマホのパノラマ機能で撮ってみた。

映像の中の動物たちが近づいたり答えてくれるかもしれます。

「カワスイ 川崎水族館」のレンソイスエリア写真
「カワスイ 川崎水族館」のレンソイスエリア写真
「カワスイ 川崎水族館」のレンソイスエリア写真

本物の砂が敷いてあり、絶景の水辺を再現しています。

「カワスイ 川崎水族館」の館内写真

「カワスイ」の裏側が見れるアクア・ラボエリアも。

もっと大きな水族館は、もっとすごい裏側があるんだろうな…と妄想していました。

「カワスイ 川崎水族館」のアマゾンゾーンの写真
9階:アマゾンゾーン

最後のゾーン「アマゾン ゾーン」。

「カワスイ 川崎水族館」のアマゾンゾーンの写真

ここはちょっと出られるようになっていましたが、コロナの影響で残念ながら閉鎖中。

「カワスイ 川崎水族館」のアマゾンゾーンの写真

でも水辺の楽園、アマゾンの水辺が再現されていてちょっとした南国気分に。

これまでが屋内の暗い空間だったから、なおさら解放感があったかもしれません。

水族館はこちらで終了。
最後に出口ゲートを通過しますが、こちらではチケット不要でそのまま通れます。
※再入館したい場合は、ブラックライトの再入館スタンプを手の甲に押します。


出口外には、楽しいグッズショップが待っています。

カワスイ 川崎水族館の施設:カワスイ オフィシャルショップ

「カワスイ 川崎水族館」のグッズショップ「カワスイオフィシャルショップ」の店内写真
カワスイ オフィシャルショップ

お土産やグッズが充実の「カワスイ オフィシャルショップ」は、水族館利用がない人でも立ち寄れます。

「カワスイ 川崎水族館」のグッズショップ「カワスイオフィシャルショップ」の店内写真
「カワスイ 川崎水族館」のグッズショップ「カワスイオフィシャルショップ」の店内写真
「カワスイ 川崎水族館」のグッズショップ「カワスイオフィシャルショップ」の店内写真

とにかくいろんな品揃えがあって見て回るだけでも楽しいですね。

その中でも個人的に“お土産”としていいなと思ったのが、

「カワスイオフィシャルショップ」のオリジナルチロルチョコの写真

好きなチョコ(のデザイン)を組み合わせて作るDECOチョコ。1個90円。

“カワスイ”のオリジナルボックス(10個入)に好きな数だけ詰めて購入します。

「カワスイオフィシャルショップ」のオリジナルチロルチョコの写真

アルファベットもあるので名前を作れるし、「カワスイに来た」的なメッセージ柄もあるし、お土産感&オリジナル感があって喜ばれるのかなと思います。

1個2個でもいいんだろうけど、箱が10個入りなのでほとんどの人が10個(900円)選んでしまう心理…よく考えられてる。

5歳の息子も、お母さんへのお土産にするために選びましたが、

「カワスイオフィシャルショップ」のオリジナルチロルチョコの写真

まさかのメッセージ感ゼロ

それと個人的に好きだったのは、↑上にもあるような買い物袋のデザイン。

インパクトあるし、かわいいし、ブランディングされてるし、

カワスイ オフィシャルショップのショッピングバッグの写真

ビニールタイプ or 紙袋タイプがあります。

この袋を含めてお土産にいいかも。

ちなみに「カワスイ オフィシャルショップ」の隣には、

「カワスイ 川崎水族館」のモルモットふれあい体験
ふれあいパーク

モルモットとのふれあい体験ができる「ふれあいパーク」も併設されています。

カワスイ 川崎水族館:料金や年間パスポート

「カワスイ 川崎水族館」の料金表
※2020年8月時点

「カワスイ」の料金です。

ちなみに営業時間は、昼の部と夜の部で完全入れ替え制なのでご注意を!17:00〜18:00のあいだは入れません。

年間に2回ほど来場するなら、2回分の料金で購入できる年間パスポートが圧倒的におすすめ

カワスイ川崎水族館の年間パスポート
※2020年8月時点

僕が行ったときも、一般料金を購入している人よりも、年間パスポートを購入している人のほうが多かったし。

そして年間パスポートにはこんな特典もありますよ(2020年8月時点の特典内容)

  • 年に何回も入館できる
  • チケットカウンターに並ばず入館できる
  • 合計金額の税抜から5%OFF ※カワスイオフィシャルショップ・AOW・こもれびカフェ(ソラネコカフェは除く)に適用。
  • 誕生日にスイーツをプレゼント ※誕生日当日、AOW・こもれびカフェに適用。
  • 誕生日にポップコーンをプレゼント ※誕生日当日、カフェクラムに適用。
  • 同伴者1人あたり入館料金1000円引き(14名まで)

また、年間パスポートには、スマートフォンの電子版とカード型の2種類があります。
カード型希望の方は10階のチケットカウンターで購入可能です。
詳細は、公式サイトをご確認ください。

カワスイ 川崎水族館:レストラン・カフェ

「カワスイ」には、5つのカフェ・レストランがあります。
ちなみに水族館内への一般持ち込みは不可ですが、水族館のカフェで購入したものであれば館内飲食可能だそうです。

「カワスイ 川崎水族館」のカフェ・レストラン一覧

川崎ルフロン最上階の眺望を楽しめるビュッフェレストラン「AOW(=All Over the World)」には一度行ってみたいです。水族館利用者以外も利用できるそうですよ。

川崎ルフロンのアルバイト求人検索

川崎ルフロンで募集をしている求人サイトのリンクです。
新規募集があればクリックした先に一覧表示されます。
川崎ルフロンの求人を探す【タウンワーク】

「カワスイ」の求人情報なら、募集がある際は公式サイトにも掲載されています。

カワスイ 川崎水族館 まとめ

これから行く方に、1つご忠告。
「一般的な水族館」を想定して行くと期待ハズレに感じるかもしれないので、いったん期待値のハードルを50%減で行ってみて下さい。

商業施設一体型の都市型水族館なので、敷地面積的にも大きな動物たちの飼育・展示は不可です。
川崎の多摩川に生息する生き物を知ったり、世界の水辺の生態系などを知るための学習要素の意味合いを持ち合わせて行くと良い場所だと思います。

実際、僕は好きな水族館(空間)です。川崎駅の楽しみが1つ増えたと思えるくらいで、また行ってみたい。

ネガティブなことを言うと、「一般的な水族館」の感じではないにしては料金が高めかな。比較的に安い年パスへの促しのためなのかもね(そして館内のカフェやグッズで単価を上げる)。

それともう1つ。
魚の説明文が、ポンっと置かれたQRコード1つなのは…水族館の業種でまだ時代的に早いと痛感。

「あ、この魚なんだろ?」「あれ、生息地どこだったけ?もう1回読みたい」みたいな、ふとしたときにもQRコードを読み込むのは超絶ダルい。結果、読み込まないでスルーするのが多かった。それは結局、生態系などを伝える水族館の意義に沿っていないことにつながるのでは?

複数種類の魚がいる水槽の場合、どの説明がどの魚のことか分からない。写真すらないんだもん。

一緒に行った5歳の息子もそうだけれど、高齢者層にも優しくないし、そもそも館内を見終わる頃には、

「カワスイ 川崎水族館」の説明書きを読み込んだページのキャプチャ

開いたWebページが数10ページ分もたまってた笑。

ただこれに関しては、改善されると思います(超勝手な推測)。
だってそれくらい使い勝手が悪かったし、ネットの評判も良くないですから。

いろんな新しい試みをしていると思うので、どんどん改善していって、より良い水族館になることを願っていっます!

そう言えば、当初この水族館のプレスリリースが出たときは「mizoo(ミズー)」という名称でしたが、いつの間にか「カワスイ」に変わっていた。これは大英断だと笑。「カワスイ」で場所も何の施設化かも連想しやすいし、ロゴやデザインもブランディンが上手くされているので、変更して正解だったと個人的には思います!

みなとみらいに水族館が誕生する(20206年予定)というニュースもありましたが、「カワスイ」のような都市型水族館になりそうですね。

カワスイ 川崎水族館
・所在地:神奈川県川崎市川崎区日進町1-11 川崎ルフロン9-10階(→Googleマップ
・交通:JR川崎駅東口から徒歩1分、京浜急行川崎駅から徒歩5分
・営業時間:昼 10:00 〜 17:00(最終入館 16:00)、夜 18:00 〜 22:00(最終入館 21:00)※併設する飲食店の営業時間は一部異なります。
・駐車場:川崎ルフロン駐車場または提携駐車場(水族館のカフェやショップのみ駐車サービス対象。入館料は対象外です)。
・公式サイト:https://kawa-sui.com/

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