みなとみらい21地区の再開発事業が決まり、空き地がどんどんなくなってきています。
空き地が減り、神奈川新聞花火大会も中止となりましたが、19万人の観客をさばく敷地がないくらいビルが建ち並んできているの事実。
再開発事業がどんどん決まる中、開発事業者の公募を3回行うも、決定に至らなかった街区があります。
2015年まで「GENTO YOKOHAMA(ゲントヨコハマ)」として109シネマズや横浜BLITZ、ゲームセンター、結婚式場が入っていた「53街区」です。
■追記(2019.03.28)
みなとみらい53街区の事業者が決定しました!
みなとみらい21 再開発状況
横浜市が定期的に発表している「みなとみらい 再開発状況図」の2019年1月更新版。僕が好きなやつです。マニアックですみません。
53街区は、赤で囲まれた黄色いエリアです。
周囲の区画の事業者がどんどん決まり、工事も開始される中、53街区は複数回の公募も虚しく2019年2月現在は未定です。4回目の公募が終わり、結果発表待ち(後述)。
ちなみに、2013年のみなとみらい開発状況図はこんな感じ。
2013年なので、ゲントヨコハマは当然ながら、マリノスタウンやトヨタジョイパークが存在するし、オーケーストアやニトリがまだありません。
みなとみらい21「53街区」とは
みなとみらい線新高島駅の出口から最短10秒アクセスの好立地にある街区。
隣には、横浜グランゲート、道はさんで向かいには資生堂と京急グループ本社ビルがあります。
2015年までゲントヨコハマがありました。
10年の借地が終了。109シネマズMM横浜も閉館▽MM21地区の複合娯楽施設「GENTO YOKOHAMA」が2015年1月25日に閉店http://t.co/Poonzs7bef #横浜 #みなとみらい pic.twitter.com/aXmWdC6NEp
— ヨコハマ経済新聞 編集部 (@hamakei) 2014年11月3日
駅へのアクセスや土地の大きさを考えると、現在みなとみらいで残されている街区の中では、最後の大物街区だと思います。
みなとみらい21「53街区」の2公募状況(2018)
2018年7月23日に4回目の公募が始まりました。2018年12月に募集を締め切っていますが、2件の提案があったようで、今は審査段階となっています。
2018年 公募の流れ
■登録受付
2018年7月23日〜11月30日
■提案受付締め切り
2018年12月14日 →提案数2件で現在審査中
→追記(2019.03.28)みなとみらい53街区の事業者が決定しました!
■審査
2018年12月〜2019年3月
■事業予定者の決定
2019年3月(予定)
公募概要
・街区:53街区
・所在:横浜市西区みなとみらい5丁目1番1ほか
・所管局:財政局・港湾局
・敷地面積:20,620.33㎡
・処分方法:土地売却
・土地価格:21,663,718,698円 ※
・建ぺい率/容積率等:80%/800%
(建物高さ:最高限度300m、最低限度60m)
・建物用途:業務、商業、文化施設等(住宅等の居住機能は不可)
※土地価格は、2018年7月1日時点のものです。
みなとみらいは、ランドマークタワーを頂点に、だんだん低くなるような都市景観を定めていた?と思っていたので、最高300mまでOKというのは意外でした。
土地売却のため、ゲントヨコハマみたいに貸し出しによる暫定施設ではなさそうだし、建築用途の指定通りならマンションなども選考外ですね。
みなとみらい21「53街区」まとめ
53街区の事業者は、まさに今月発表されるかもしれません。
当然ながら「決定者なし」という結論もあります。
みなとみらいの中でまだ決定していないエリアはいくつかありますが、直近では62街区(オーケーストアの裏)が2件の提案があったものの、決定者なしに終わりました(というか62街区はずーっと空き地だよね)。62街区の提案者2件とも「ホテル」を含んでいましたが、もうそろそろ、みなとみらい再開発でのホテル事業はお腹いっぱいな気がします。
結局、オフィスビルとかに着地するんだろうか…。
超個人的なわがまま&理想という名の妄想を言えば、コストコが来て欲しい。
もしできたら必ず会員になります。1名の会員は確実ですよ、コストコさん。
出店用地として狭すぎるからそもそも無理なんだろうけど…。
53街区周辺の再開発情報